実況見分の流れや注意点は?調書の内容、過失割合への影響も解説
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新たに改正民法が施行されました。交通事故の損害賠償請求権に関するルールに変更があります。
実況見分とは、事故現場に事故の当事者と警察官が立ち会い、事故発生時の状況を確認する任意捜査です。
実況見分の内容をまとめた実況見分調書は、正しい過失割合を算定し、適切な損害賠償金額を得るために重要なので、その点を踏まえて捜査協力することが重要です。
この記事を通して、実況見分の内容や流れ、注意点、実況見分後にすべきことを確認していきましょう。
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実況見分とは何?
実況見分とは事故現場で行われる捜査
実況見分とは、被害者・加害者・目撃者といった関係者の立会いのもと、事故・事件現場の状況を警察官が確認することです。
交通事故なら人身事故の場合に実施され、実施日は事故当日または数日後になります。
立会いは任意ですが、実況見分の結果をまとめた「実況見分調書」は示談交渉で被害者側の主張を裏付ける資料となりえます。
立会いを拒否すると加害者側の主張のみを反映した実況見分調書が作成されてしまい、示談交渉に悪影響が出る可能性があるので、できる限り立会うことが重要です。
なお、実況見分では被害者と加害者が直接顔を合わせないで済むよう、距離を置いたり日時をずらしたりしてもらえます。
実況見分と現場検証の違い
実況見分は事故現場でおこなう捜査であることから、現場検証と混同されやすいです。
しかし、現場検証は事件性のある場合に裁判所の令状にもとづいて、強制的におこなわれるものです。
実況見分は事件性の有無にかかわらず人身事故であればおこなわれますし、任意捜査なので当事者の協力も強制ではありません。
実況見分は過失割合の交渉に影響するため重要
すでに述べた通り、実況見分で作成される実況見分調書は、その後の示談交渉で重要な書類となります。
具体的には、過失割合の算定・交渉に関わってくるのです。
過失割合
交通事故が起きた責任が、加害者側と被害者側それぞれにどれくらいあるかを割合で示したもの。
自身についた過失割合分、受け取れる損害賠償金が減額されてしまう。(過失相殺)
過失割合は事故発生時の状況をもとに算定されます。
しかし、事故発生時の状況については被害者側と加害者側で記憶や認識がずれていたり、加害者側が自身に不利な状況を偽ったりすることがあります。
そうした中でも正しい事故状況を確認し、適切な過失割合を導き出すために実況見分調書が役に立つのです。
正しい過失割合にならなかった場合、受け取れる示談金が必要以上に減額されかねません。
適切な示談金額を得るためにも、できる限り実況見分には協力しましょう。
他に事故状況の証拠となるものは?
他にも、ドライブレコーダー映像や周辺の防犯カメラ映像などが事故状況を示す証拠となりえます。
ただし、こうしたカメラ映像は必ずしも存在するとは限りません。また、周辺の防犯カメラ映像は所有者に閲覧をお願いしても対応してもらえないことがあります。
よって、カメラ映像を当てにせず実況見分に協力しておくことは非常に重要です。
何を聞かれる?実況見分調書の内容から解説
実況見分で何を聞かれるかは、捜査内容をまとめた実況見分調書の内容を見るとわかります。
実況見分調書の内容
- 実況見分の日時、場所、立会人
- 道路状況:路面の状態、道路標識、視界の状態など
- 事故車両の状態:損傷部位・程度、車両番号など
- 立会人の証言:ブレーキをかけた場所や信号の色、相手を認識した位置など
- 図面や写真、それに関する説明
※犯罪捜査規範百四条でできる限り添付するよう定められている
上記の内容から分かる通り、実況見分では主に以下の3ポイントを聞かれます。
- 事故現場の状況
- 事故発生時の状況
- 事故車両の状態
それぞれについてより詳しく見ていきましょう。
事故現場の状況
事故現場の状況としては、主に以下の点を確認されます。
- 事故が起きた日にち・時間
- 事故当時の天気
- 事故当時の路面状況
- 照明の有無
- 見通しの良さ
- 信号の有無
- 道路規制の有無
- 事故現場の勾配
どのような場所で交通事故が起きたのか、実際に現場を見ながら確認していきます。
事故発生時の状況
事故発生時の状況として確認される具体的な内容は、以下の通りです。
- 事故時における車の速度
- 事故発生時における現場の明るさ
- 事故発生時の信号の色
- ブレーキはかけたか
- ブレーキ痕はあるか
- 最初に相手を確認した位置
- 危険を感じた位置
- ブレーキをかけ始めた位置
- 実際に相手と衝突した地点
警察官は、立会人から指示説明にて上記の内容を聞き、現場の測定や確認をおこないます。
事故車両の状態
事故車両の状態について確認されるのは、タイヤの状態や車の傷、車の整備状況などです。
実況見分に協力する際の注意点
冷静かつ正確に証言をする
実況見分は事故直後の、まだ気が動転しているうちにおこなわれることもあります。
冷静さを失った状態で実況見分に参加すると、重大な勘違いをしたまま証言をしてしまったり、言っていることが二転三転してしまったりする可能性もあるので、可能な限り冷静に証言をするよう心がけましょう。
加害者に対する処罰感情は聞き取り捜査で聞かれるので、実況見分では事故発生時の状況・事故現場の様子について事実を正確に話すことに集中してください。
捜査員や加害者の言葉に流されない
実況見分に協力していると、捜査員から「こうでしたよね?」「こうだったのではないですか?」といった聞き方をされたり、加害者側が自分とは違う内容の証言をしているのが聞こえてきたりすることがあります。
そうした中で自分の記憶に自信がなくなってしまうこともあるかもしれませんが、流されて証言をすると正しくない事故状況が実況見分調書に記録されてしまいます。
そう言われればそうかもしれない、加害者がそう言うならそうかもしれない、と意見が二転三転すると証言の信頼性も下がってしまうので、しっかりと自分が認識している事実を主張しましょう。
実況見分が後日になる場合はメモや写真を残しておく
ケガをして実況見分の立会いが後日になる場合、加害者側の実況見分のみ先におこなわれることがあります。
この場合、「記憶が新しいうちに実況見分した加害者の証言の方が信頼性がある」と判断されやすくなります。
その結果、被害者の証言が加害者のものと食い違っていると、警察から「記憶違いではないか」「そんなはずはない」などと言われる可能性があるのです。
加害者より遅れて実況見分しても証言を信じてもらえるよう、以下の対策をしておきましょう。
- できるだけ記憶が新しいうちに、以下のような内容をメモしておく
- 信号の色
- どのあたりで加害者を認識し、どのあたりで事故になったか
- 事故を避けるためにどのようなことをしたか(どのあたりでブレーキをかけたか、どのあたりでハンドルを切ったかなど)
- 事故時の自身の走行速度
- 事故時の見通し
- 事故時の相手の様子(走行速度やブレーキの有無など)
- 事故車や事故現場を写真に残しておく
事故車や現場の写真は、被害者自身で撮ることが難しければ家族や知人に撮ってもらうと良いでしょう。
実況見分の流れと所要時間
(1)警察に連絡し、合流
まずは、事故を警察に連絡します。
事故を警察に連絡しなければ実況見分はおこなわれませんし、なによりも警察への事故連絡は道路交通法上の義務です。
連絡を怠ると罰則を受ける可能性がありますし、保険金請求で必要になる書類が作成されないなどのデメリットも生じるので必ず警察に連絡しましょう。
警察への連絡を怠るとどうなる?:交通事故後はまず警察に連絡が義務
その後は警察が事故現場へ来るので合流し、そのまま実況見分が開始されることが多いです。
警察と合流前に証拠の保全、記憶の整理などをしておくと良い
警察に連絡をしたら、警察が到着するまで事故時の状況をそのまま残しておきましょう。
ただし、事故現場をそのままにしておくと巻き込み事故が起きかねない場合は、もともとの事故状況を写真に記録したうえで事故車などを安全な場所に移動させてください。
その他、雪や雨などで警察の到着前に事故現場の状況が変わりそうな場合も、現場の様子を写真や動画に残しておきましょう。
雪道の事故における証拠保全のポイントは、『雪道のスリップ事故の過失割合は?ノーマルタイヤや積雪状況は影響する?』で詳しく解説しています。
(2)事故現場を見ながら事故時の状況を説明
実況見分が始まったら、上で紹介したような内容を警察から聞かれるので答えていきましょう。
警察に事故時の状況を説明する際の注意点についてはのちほど解説します。
(3)警察署へ移動し、聞き取り捜査を受ける
事故現場での実況見分が終わったら、警察署に移動して聞き取り捜査を受けることが多いです。
聞き取り捜査では改めて事故状況や加害者に対する処罰感情などを聞かれます。
聞き取り捜査で話した内容は供述調書という書類に記録されます。
(4)実況見分調書・供述調書の内容確認とサイン
実況見分・聞き取り捜査が終わると、最後に実況見分調書と供述調書の内容確認が行われます。
内容に間違いがなければサイン(署名押印)をしましょう。
ただし、内容に間違いがある場合はサイン前に訂正を求めることが重要です。間違った内容であっても、サインしてしまうとそれが事実とされてしまいます。
実況見分は長くて2時間程度|事故処理全体ではもっとかかる
実況見分自体は、基本的に数十分~2時間程度で終わります。
しかし、その後そのまま警察署に移動して聞き取り捜査がおこなわれることが多いので、事故処理全体の時間はもっとかかってしまう点には注意しましょう。
実況見分に関する疑問にお答え
Q.実況見分時に付添いは付けられる?
実況見分時に付添いの人を呼ぶことは可能です。
事故直後に実況見分がおこなわれる場合はすぐに付添人を呼ぶことは難しいかもしれませんが、後日おこなわれる場合には、事前に弁護士に付き添ってもらうようお願いすることができます。
骨折で自力で歩けない場合などは、家族や知人などに付添いを頼むことも可能です。
Q.実況見分の立会いに要した交通費や宿泊費は請求できる?
実況見分の場所によっては、交通費や宿泊費が必要になる場合もあるでしょう。実況見分の立会いに要した交通費や宿泊費は、被害者の自己負担になると考えられるのが一般的です。
もっとも、これらの費用は加害者と被害者のどちらが負担すべきか、はっきりと決まった判例があるわけではありません。裁判でも、被害者の損害として認めるべきかどうか意見が割れています。
加害者側に対して請求すること自体は可能なので、交渉してみる価値はあるでしょう。
Q.実況見分調書は訂正できる?
作成中(サイン前)の実況見分調書は訂正可能です。サインする前に間違いのない調書になっているか、しっかり確認しましょう。
ただし、サインしたあとの作成済みの実況見分調書を訂正することは非常にハードルが高いです。作成済みということは、間違いのない調書であると示してしまっていることになります。訂正の必要性が相当高くないと、訂正は認められません。
実況見分調書は示談交渉で重要な資料として扱われるので、作成の段階から間違いのないものなのか慎重に確認していきましょう。
事故当日に実況見分しない場合の疑問にお答え
Q.実況見分に立会えない場合や物損事故の場合はどうなる?
結論からいうと、以下の通りです。
- 事故当日立会えない場合:後日実況見分がおこなわれる
- 物損事故の場合:実況見分はおこなわれず、聞き取り捜査のみ実施される
それぞれについてもう少し詳しく解説します。
事故当日の実況見分に立会えない場合
事故現場から病院へ救急搬送された場合など、事故当日に実況見分に立会えなかった場合、実況見分は後日改めておこなわれることが多いです。
警察から日程調整の連絡がくるはずですが、なかなか連絡がない場合は被害者側から連絡を入れてみてください。
なお、実況見分への協力は任意なので、そもそも立会わないという選択肢もあります。
ただし、立会わない場合でも実況見分調書の確認・サインは求められるので、内容を見て事実と違う点があればその旨を伝えましょう。
物損事故の場合
物損事故の場合は、原則として実況見分はおこなわれず、聞き取り捜査のみが実施されます。
聞き取り捜査の結果をまとめた「供述調書」も示談交渉時に役に立つことがあるので、事故時の様子をしっかり答えましょう。
なお、物損事故として届け出をしていても、あとからケガが発覚した場合には人身事故への変更手続きができます。
人身事故として改めて処理されれば実況見分がおこなわれます。
物損事故から人身事故への変更手続きについては、『交通事故であとから痛みが出てきたらどうする?』をご覧ください。
Q.実況見分は電話でも済ませられる?
実況見分は、事故関係者の立会いのもと行おこなわれるものなので、電話だけで済むことはありません。
ケガの状態などを考慮して実況見分前に簡単な電話聴取があるかもしれませんが、実際に事故現場に立ち会える日程が調整されることになるでしょう。
Q.実況見分の日程は誰と調整する?
通常、警察が実況見分の日程を調整してくれます。
被害者と加害者の都合が合わなかったり、顔をあわせたくないといった事情があったりする場合は、個別に実況見分をおこなうなど、警察が適宜対応してくれるでしょう。
実況見分後は調書を取り寄せて示談に備えよう
実況見分調書が示談交渉に必要な理由と証拠能力は?
実況見分に協力したら、実況見分調書を示談交渉で有効活用していきましょう。
実況見分調書が示談交渉で必要になる理由と、その証拠能力を解説します。
実況見分が示談交渉に必要な理由
本記事でもすでに解説した通り、実況見分調書は過失割合について交渉する際に重要となります。
過失割合は事故時の状況をもとに決められますが、示談交渉をする頃には記憶が薄れていたり、加害者側が故意に自分に不利な事故状況を偽ってきたりすることがあります。
そのようなときに事故状況を示す証拠となるのが実況見分なのです。
過失割合についてはどのような点でもめる?
実況見分調書の証拠能力
実況見分調書は警察が捜査を経て作成した書類なので、少なくとも示談交渉段階では「実況見分調書の内容が信用できない」として問題となる可能性は低く、事故現場の状況を証明する書類として十分に利用できます。
実況見分は、裁判においても基本的に証拠能力のある資料として扱われます。
- 民事裁判
基本的に証拠能力のある書類として扱われる - 刑事裁判
実況見分調書を作成した警察官が「実況見分調書は正しく作成されたものである」と証言すれば、正式に証拠能力を持つ書類と扱われる(刑事訴訟法321条3項)
ただし、裁判では「実況見分調書の内容に関する信頼性・証拠能力」については争われることがあります。
この場合は、関係者の証言などをもとに調書の内容の正当性が判断されることになるでしょう。
実況見分調書の取り寄せ方
実況見分調書の取り寄せ方は、加害者に対する刑事処分の段階によって変わってきます。
不起訴処分の場合
不起訴処分の場合は、以下のいずれかの方法で取り寄せます。
- 弁護士法23条照会により開示請求
- 被害者本人が検察庁に開示請求
- 代理人弁護士または事務員が検察庁に開示請求
弁護士法23条照会とは、弁護士から申請を受けた弁護士会が弁護士法第23条の2に基づいて、実況見分調書の開示を求めることです。
被害者が自分で検察庁に開示請求する場合の具体的な手順は以下の通りです。
検察庁に開示請求する手順
- 安全運転センターにて交通事故証明書を発行してもらい、発生日時・発生場所・加害者の氏名と生年月日を確認する。
- (1)で確認した内容を警察署に伝えると、いつ・どこの検察庁に・送検番号何番で書類が送致されたか教えてもらえる。
- 教えてもらった検察庁に管轄の警察署・送検番号・加害者名を伝える。
交通事故証明書の入手方法については『交通事故証明書のもらい方は?後日取得やコピーの可否も解説』の記事で確認可能です。
公判中の場合
公判中の場合は、以下の方法で取り寄せます。
- 被害者、遺族、代理人弁護士が裁判所に対し閲覧謄写申請
判決確定後の場合
判決確定後の場合は、以下の方法で取り寄せます。
- 被害者本人が検察庁に開示請求
- 代理人弁護士または事務員が検察庁に開示請求
弁護士への相談・依頼も要検討|無料相談はこちらから
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たとえば次のような行動をとってしまうと、加害者側に示談金減額の口実を与えることになり、どんなに示談交渉を頑張っても挽回が難しくなることがあります。
- 通院頻度・内容と慰謝料の関係性を考えずに通院する
- 適切な流れを踏まずに整骨院や接骨院に通院する
- 加害者側からの治療終了・症状固定の打診に素直に従う
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交通事故後に気を付けるべきことについて解説:交通事故の慰謝料を多く貰うには?NG行動18選|慰謝料増額と減額防止が鍵
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