横断歩道で車に接触され眼窩底骨折と顔面傷跡を負った事例
依頼前
386万円
依頼後
800万円
413万円増額
横浜支部の野尻大輔弁護士が担当し、右側眼窩底骨折・線状痕・しびれの症状で併合11級認定、413万円増額し800万円の支払いを受けました。
事故の概要
横断歩道を横断中に後ろから車に接触され転倒する事故が発生した。
右側眼窩底骨折、眉毛から瞼にかけて3㎝の傷跡、頬から上唇にかけてのわずかなしびれが残った。
眼窩底骨折に対してワイヤを入れる手術と取る手術を行い、それぞれ5日間ずつ入院し、医師の勧めで美容整形に2年ほど通院しレーザー治療を受けた。
事故後2~3か月はふらつきがあり、美容師として接客業に従事していたため座りながら休み休み仕事をしていた。
後遺障害
11級
傷病名
側眼窩底骨折
職業
パート
年齢
40~50代
過失割合
-
※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
弁護活動の結果
眉毛が上がらない、傷のところは眉毛が生えない、メイクが落ちやすい、頬に凹み、頬の知覚が鈍い、目の上が時々チクチク痛むなどの症状が残り、接客業のため表情に違和感が出ないよう工夫し化粧や髪型に以前より時間と費用をかけるようになった。
事前認定により3センチ以上の線状痕で12級14号、神経症状により12級13号、併合して11級に認定されていたが、相手方保険会社の提示額は後遺障害慰謝料と逸失利益を合わせて331万円と自賠責基準のみの内容であった。
女性であること、接客業であること、本人の努力と職場の配慮により表面的に減収が生じていないに過ぎないなどの点を意識した陳述書及び傷跡がよくわかるカラー写真を用意し請求書に添付した結果、逸失利益は12級相当の14パーセント、10年間のみだが傷害慰謝料と後遺障害慰謝料を裁判基準の1.2倍とする内容の提示を受け、事前提示の倍額以上の800万円で示談となった。
横浜支部の野尻大輔弁護士が担当し、弁護士費用特約はなしで活動を行った。
事前の提示額
3,865,333円
最終回収金額
8,000,000円
示談金増額幅
4,134,667円
※ご依頼前に既に相手方から支払われていた金額は含めていません。
※同様の事案でも過失割合や既往症の有無により金額が大きく異なる場合があります。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

