
バイク運転中に交差点で左折してきたバイクと衝突した事例
依頼前
1855万円
依頼後
3000万円
1144万円増額
外傷性くも膜下出血などで高次脳機能障害が生じた依頼者が、後遺障害等級9級10号の認定を受け、示談金が1855万円から3000万円に増額しました。
事故の概要
依頼者は20代の男性で、バイクを運転中に交差点で右折してきた別のバイクと衝突する事故に遭いました。この事故で、外傷性くも膜下出血やびまん性軸索損傷を負い、高次脳機能障害を抱えることとなりました。事故後、依頼者は約2ヶ月間入院し、その後はリハビリを続けていました。当時は自動車整備士を目指し専門学校への入学を予定していましたが、事故の影響で就学を断念することになりました。相手方保険会社からは1855万円の示談金が提示されていましたが、依頼者は将来の生活に不安を抱えていました。
後遺障害
9級
傷病名
高次脳機能障害
職業
無職
年齢
20~30代
過失割合
-
※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
弁護活動の結果
今回のケースでは、高次脳機能障害により後遺障害等級9級10号が認定されたことが示談金増額の重要なポイントとなりました。後遺障害等級の認定には、事故直後の意識障害の重さや治療経過が大きく影響します。保険会社の提示額は任意保険基準に基づいていることが多いため、弁護士基準を適用することで、より適正な損害賠償額を請求することができます。アトム法律事務所では、依頼者の症状や事故の影響を詳細に把握し、適切な補償を求めるための交渉を行いました。
事前の提示額
18,551,744円
最終回収金額
30,000,000円
示談金増額幅
11,448,256円
※ご依頼前に既に相手方から支払われていた金額は含めていません。
※同様の事案でも過失割合や既往症の有無により金額が大きく異なる場合があります。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。
