「損保会社に強い弁護士」で検索するより弁護士は得意分野と相性で選ぶ
交通事故の相手方が加入する任意の損保会社との示談交渉がうまく進まず、対応を任せられる弁護士をお探しですか？
交通事故の被害にあった場合、賠償問題を弁護士に依頼するのは珍しくありません。弁護士に依頼したいと思ったとき、「〇〇損保会社に強い弁護士」であるかどうかを気にする方も多いでしょう。
しかし、ある特定の保険会社に特化しているかどうかという点を判断基準にする必要はありません。
弁護士を探すときは、「〇〇損保会社に強い」という視点よりも、交通事故の賠償問題を得意分野とする弁護士を探し、さらにその中から自分と相性の良い弁護士を選ぶのがポイントです。
目次
毎日50件以上の
お問合せ
「○○損保に強い弁護士」で検索した方へ
損保会社とのやり取りにお悩みですか？
交通事故で怪我や後遺障害を負って苦痛を味わっているにもかかわらず、損保会社の対応の悪さに悩む方は多いです。
もしかすると、弁護士を探すときに「損保ジャパンに強い弁護士」「東京海上日動に強い弁護士」などと検索した経験がある方もおられるでしょう。
こういった検索ワードで情報を探している場合、ある特定の損保会社で生じやすい悩みとは限りません。損保会社とやり取りをするどの被害者も、損保会社に対して同じような悩みを共通して持っています。
- 電話がしつこい
- 連絡が来ない・対応が遅い
- 言動が高圧的
- 話を聞いてくれない・質問に答えてくれない
関連記事『保険会社の対応が悪い！対処法と取ってはいけない対応を状況別に解説』をお読みいただければ、被害者だけでもある程度の対応が可能です。
しかし、弁護士に依頼すれば、損保会社に対する悩みを一挙に解決できる可能性が高まります。
損保会社は被害者のためには動かない
交通事故で被害を受けた時、相手方が加入する任意の損保会社と示談交渉することになるでしょう。被害者のみで示談交渉を行う場合、以下のような疑問や考えが浮かぶかもしれません。
- 損保ジャパンやソニー損保くらいよく聞く大手の損保会社なら、自分で交渉しても損は少ないだろう
- 東京海上日動や三井住友海上といった、CMでよく見かける損保会社なら提示額を信用して受け入れてもいいだろう
結論からいうと、大手だろうとCMでよく見かけようと、損保会社が提示する示談金は、被害者が本来であれば受け取れるはずの金額よりも不当に低い可能性が極めて高いです。
損保会社は、支払う金額をできるだけおさえようとしてきます。たとえ、損保会社の担当者が親切だったとしても、被害者に寄り添い、被害者に最大限の利益をもたらす存在とは言いにくいのです。
被害者だけで損保会社に増額交渉をしても、増額を認めてくれる可能性は低いでしょう。たとえ増額を認めてくれたとしても、弁護士による交渉と比べると増額幅は低いものとなります。
損保会社の対応や提示額に不満があってもなくても、交通事故にあったら賠償問題を弁護士に相談しておくことをおすすめします。
交通事故の賠償問題はどのような弁護士に相談すべき？
交通事故を得意分野とする弁護士を選ぶ
交通事故の賠償問題を解決するにあたって、特定の損保会社に特化して交渉できる弁護士かどうかはあまり重要ではありません。
損保ジャパンとの示談交渉ではこういう傾向にあるからこの弁護士が適している、東京海上日動との示談交渉ではああいう傾向にあるからあの弁護士が適しているなどはないのです。
交通事故の賠償問題を受けてくれる弁護士を探すなら、損保会社に強い弁護士を基準にするのではなく「交通事故を得意分野とする弁護士」を選ぶのがいいでしょう。交通事故を得意分野とする弁護士かどうかは、以下のような点が主なポイントになります。
- 交通事故案件を受け付けており、実績も豊富
- 後遺障害申請や示談交渉で必要な医学的知識も持っている
この他にも、「弁護士とやり取りしてみて印象や相性が良さそうか」、「費用倒れのリスクをきちんと説明してくれる弁護士か」といった点も重要です。
弁護士を選ぶ際、被害者が気にしがちであるもののそこまで重要ではない点もあるので、関連記事『交通事故弁護士の選び方で本当に重要な厳選3点！ランキングや評判の過信に注意』をお読みいただき自分に合った弁護士を選びましょう。
弁護士と自分との相性も大切
交通事故を得意分野とする弁護士だったとしても、自分と相性が悪い弁護士だと納得のいく結果が得られないかもしれません。依頼した弁護士を後から別の弁護士に変更することは可能です。
ただし、単純に気に入らないという理由だけで弁護士の変更を決めてしまうのはおすすめしません。まずは、相性が悪いと感じる点を洗い出し、以下のような場合に当てはまれば弁護士の変更を検討すべきでしょう。
- 弁護士の対応や連絡が遅い
- 弁護士が頼りない、納得いく示談内容にならない
- 弁護士と相性が悪くて相談や質問などがしにくい
- 弁護士と考え方が合わない
- 弁護士に業務停止処分が下った
弁護士の変更を検討すべきケースや具体的な変更方法については『交通事故の弁護士は変更できる！変更方法と注意点。やる気ないは解約理由になる？』の記事で深掘り解説していますので、ぜひご覧ください。
アトム法律事務所は交通事故案件が得意分野
損保会社に負けない交渉力
アトム法律事務所の弁護士は、損保会社との示談交渉の経験と実績を多く積み重ねてきました。
損保会社に負けない交渉力を持つ弁護士に任せたい方は、アトム法律事務所も依頼先の候補のひとつにぜひ入れてください。
他の法律事務所との違いを知りたい場合は、アトムの弁護士が実際に解決した事例をまとめた「交通事故の解決事例」のページが参考になります。後遺障害等級・受傷部位・職業・年代別に解決事例を探せます。
事故被害者向けの無料法律相談を実施
アトム法律事務所は、交通事故で怪我を負ったり後遺障害を負ったりした被害者の方を対象に、弁護士による無料の法律相談を実施しています。
無料の法律相談をご希望の場合は、下記バナーより相談予約をお取りください。
毎日50件以上の
お問合せ
相談予約は24時間365日いつでも、受付窓口の専属スタッフが対応中です。深夜や早朝しか時間が取れない方でも気軽にご利用できます。
専属スタッフや事故状況や現在お持ちのお悩みについてヒアリングしてから、必要に応じて弁護士に引き継ぐ流れです。
基本的に、交通事故の相談は事務所にお越しいただく必要がないので、全国対応しています。遠方だからと諦めずに、まずは相談予約の受付窓口までお問い合わせください。
高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験（旧61期）に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業：弁護士（第二東京弁護士会所属：登録番号37890）、税理士
学位：Master of Law（LL.M. Programs）修了