
歩道歩行中に車にぶつけられ大腿骨骨頭部骨折を負った事例
依頼前
462万円
依頼後
921万円
459万円増額
新宿支部の野根義治弁護士が担当し、大腿骨骨頭部骨折の症状で10級認定を受け、4,591,035円増額し9,207,773円の支払いを受けました。
事故の概要
整形外科医院の通院を終えて歩道を歩いていたところ、駐車場からバックで出てきた車に腰のあたりをぶつけられ転倒した。
大腿骨骨頭部骨折で骨頭部の置換手術を受け、事故不安の精神変調で再入院し、リハビリ施設入所を経て結局自宅での一人暮らしができず老人ホームに入所した。
後遺障害
10級
傷病名
大腿骨骨頭部骨折
職業
公務員
年齢
80代以上
過失割合
-
※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
弁護活動の結果
相手方保険会社は最初の入院費の負担のみで、後遺障害診断書提出後4カ月間連絡がなく、高齢を理由に逸失利益もないため充分な損害賠償が受けられないのではないかとの不安から家族が相談に至った。
事前認定で後遺障害等級10級11号の認定を受けた。
当初高額な請求を行ったが、相手方から「到底無理。まともな額を請求してくれ」との返答があり、現実的な金額に修正して再度請求を行った。
最終的に4,591,035円増額して9,207,773円の支払いを受けた。
新宿支部の野根義治弁護士が担当した。
事前の提示額
4,616,738円
最終回収金額
9,207,773円
示談金増額幅
4,591,035円
※ご依頼前に既に相手方から支払われていた金額は含めていません。
※同様の事案でも過失割合や既往症の有無により金額が大きく異なる場合があります。
お客様の声
出口 泰我先生 このたびは本当にお世話になりあり
出口 泰我先生 このたびは本当にお世話になりありがとうございました。先生のおかげで、思った以上の示談金額でまとめていただき、あらためて感謝を申し上げます。先に先生にお話ししたとおり、はっきり言って先方の保険会社が提示してきた金額をいくらかでも上回ればそれでよいと思っておりました。金額の多寡よりも気持ちの整理をしたかったのがご依頼申し上げた理由です。母も高齢ですので、いつ亡くなるかも分かりませんので、交渉が長引くことは避けたいという思いもありました。もちろん、母の無念さを整理するわけですから、示談金額は多いに越したことはありませんでしたので、今回の先生のご尽力を本当にありがたく思っています。その母ですが、この3月に90歳になりました。ここひと月の間で急に衰えが激しくなり、これも先に先生にお話し申しあげたとおり、老人ホームでの看取り介護になりました。これまでコロナで面会制限が厳しかったのですが、看取りになるとそれが解除され、昨日(3月21日)にも面会してきました。話には反応してくれるものの、会話がつながらず、これまではっきりと会話ができていたことを思うと一日一日衰えは厳しくなっています。まだ意識がしっかりしていて会話が出来るときに示談の結果を説明でき、母が感謝してくれたことはぎりぎりのタイミングで幸いでした。2018年12月に事故にあい、2年4か月が経とうとしています。先方の保険会社から示談提示があったのが2020年6月、先生に7月にご依頼申し上げてから約8か月、当初ご対応くださった野根先生が突然いらっしゃらなくなり、出口先生とはあまりお話をしていなかったこと、また進捗状況が分からずやきもきした時期もありました。結果として出口先生が端的、寡黙、着実に交渉にあたってくださいました。私が相手方保険会社と直接交渉をしていたら、未だ解決していなかったでしょう。というのも当初、加害者や保険会社に怒りの感情が私にありましたので、自分自身がその気持ちを含めて交渉しようと思ったこともありました。でも専門的に太刀打ちできないことや、時間がかかるし感情で交渉は難しいこと、そしてきっとさらに嫌な思いをさせられるだろうと思って、先生にご依頼した次第です。年老いた母にとって、事故以降の年月は思った以上に長くつらいものでしたが、一区切りを先生がつけてくださったわけで、本当に感謝しています。先生にお目にかかってお礼を申し上げるべきところですが、コロナでもあり、先生もお忙しいことと存じますので、お礼の手紙で失礼させていただきます。先生のますますのご活躍をご祈念、ご期待申しあげております。本当にありがとうございました。2021年3月22日