
仕事中のバイクによるスリップ自損事故の事例
依頼前
529万円
依頼後
695万円
165万円増額
左肩腱板断裂の怪我を負った30代女性が、後遺障害等級12級6号を認定され、示談金が529万円から695万円に増額されました。
事故の概要
依頼者は30代の女性で、パートとして働いていました。ある日、バイクでの配達業務中に雨で滑りやすくなった坂道で転倒し、左肩に腱板断裂と上腕二等筋断裂の怪我を負いました。10日間の入院後、治療費の支払いが困難となり、治療を途中で打ち切らざるを得ませんでした。事故後、ヤクルトの保険会社から補償金として100万円が支払われましたが、その内訳についての詳細は不明でした。事故の結果、後遺障害等級12級6号の認定を受けていましたが、相手方保険会社からの示談金の提示額は529万円に留まっていました。
後遺障害
12級
傷病名
肩腱板断裂
職業
パート
年齢
20~30代
過失割合
-
※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
弁護活動の結果
本件での示談金増額のポイントは、後遺障害12級6号の認定を活用し、逸失利益を適切に計算することでした。逸失利益の計算では、可動域制限による喪失率と喪失期間が争点となりました。依頼者の就労可能年数を考慮し、喪失率を最初の10年間は14%、その後5%とすることで合理的な計算を行いました。また、保険会社の提示額を上回る適正な賠償を求めるために、判例や弁護士基準を基にした交渉が重要です。これにより、依頼者が納得できる条件を引き出しました。
事前の提示額
5,296,277円
最終回収金額
6,955,366円
示談金増額幅
1,659,089円
※ご依頼前に既に相手方から支払われていた金額は含めていません。
※同様の事案でも過失割合や既往症の有無により金額が大きく異なる場合があります。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。
お客様の声

先生にお願いをして良かったです
事故の後遺障害について、保険会社が提示してきた示談金額が妥当なのか分からないことだらけの私に、ていねいに分かり易くお話をしていただき、最終的に増額もしていただき、先生にお願いをして良かったです。本当にありがとうございました。
