
足の小指を欠損し、後遺障害等級14級8号の認定を受けた依頼者が、提示額149万円から364万円に増額しました。
依頼前
149万円
依頼後
364万円
214万円増額
足の小指を欠損し、後遺障害等級14級8号の認定を受けた依頼者が、提示額149万円から364万円に増額しました。
事故の概要
依頼者は40代の女性で、ある日バイクを運転していました。名古屋市北区金城町の交差点で、右折しようとした車がウインカーを出していたため、依頼者はその車を左から追い抜こうとしました。しかし、車が突然左折を始め、依頼者は巻き込まれて事故に遭い、足の小指を欠損する重傷を負いました。事故後、依頼者は312日間通院しましたが、実際に通院したのは22日でした。相手方の保険会社からは、通院慰謝料約57万円、逸失利益71万円、後遺障害慰謝料44万円の合計149万円が提示されました。物損についてはすでに示談が成立しており、過失割合は9対1とされていました。
後遺障害
14級
傷病名
足指欠損
職業
その他
年齢
40~50代
過失割合
-
※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
弁護活動の結果
示談金の増額において重要だったのは、後遺障害等級14級8号の認定を基にした損害賠償請求でした。後遺障害の適正な評価を受けるためには、医師による詳細な診断書の作成と治療経過の記録が必要です。また、保険会社が提示する金額は通常、任意保険基準に基づいており、必ずしも適正な金額とは限りません。弁護士基準での計算を用いることで、慰謝料や逸失利益を適正に評価し、増額交渉を行うことが可能です。このような基準の違いを理解し、依頼者の損害を適切に補填するための交渉を行いました。
事前の提示額
1,495,752円
最終回収金額
3,644,284円
示談金増額幅
2,148,532円
※ご依頼前に既に相手方から支払われていた金額は含めていません。
※同様の事案でも過失割合や既往症の有無により金額が大きく異なる場合があります。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。