自損事故による腰椎圧迫骨折の事例
依頼前
512万円
依頼後
740万円
228万円増額
腰椎圧迫骨折により後遺障害等級11級7号の認定を受けた依頼者が、提示額512万円から740万円に増額しました。
事故の概要
依頼者は30代の会社員で、自損事故により腰椎の圧迫骨折を負いました。後遺障害等級11級7号の認定を受け、日常生活や仕事中に痛みがあるため、重い荷物を持つことができなくなりました。相手方保険会社からは逸失利益を含めた補償として512万円が提示されていましたが、依頼者は痛みにより仕事に支障が出ていることから、提示額が低すぎると感じていました。保険会社からの連絡は電話のみで、書面による詳細な認定理由の説明は受けていませんでした。
後遺障害
11級
傷病名
腰椎圧迫骨折
職業
会社員
年齢
20~30代
過失割合
-
※プライバシー保護のため一部情報を加工しています。
弁護活動の結果
この事例での増額の鍵は、腰椎圧迫骨折による後遺障害の認定内容に痛みが含まれているかどうかの確認と、その痛みが労働能力に与える影響を適切に評価することでした。通常、11級7号では労働能力喪失率が10%とされていますが、痛みが認定に含まれている場合、12級13号に近い14%の喪失率を主張することが可能です。また、喪失期間についても、保険会社の基準である6年を超える10年を目指して交渉することが、増額を実現するためのポイントとなります。
事前の提示額
5,120,108円
最終回収金額
7,406,320円
示談金増額幅
2,286,212円
※ご依頼前に既に相手方から支払われていた金額は含めていません。
※同様の事案でも過失割合や既往症の有無により金額が大きく異なる場合があります。
※担当弁護士は解決当時の所属を記載しています。

