Google削除依頼|検索結果から個人情報や口コミを削除する方法 | アトム法律事務所弁護士法人

Google削除依頼|検索結果から個人情報や口コミを削除する方法

更新日:

岡野武志

監修者:アトム法律事務所 代表弁護士
岡野武志

検索結果の削除依頼方法|Googleの誹謗中傷・キャッシュ削除

Google検索結果から個人情報や画像を削除依頼するには

コンテンツから個人情報や画像を削除依頼する方法

「アメブロ」「ライブドアブログ」といったサイトの管理・運営主体がGoogleではないサイトの場合、元となるサイトの管理者にページの削除依頼をします。ネット上に記事が存在していると、Google検索結果に表示されてしまう可能性があります。Googleは、各サイトを検索結果に表示させることを目的とした検索エンジンであり、管理権のおよばないサイトの記事を削除することはできません。

Googleが提供するサービス内で、個人情報や顔画像が流出したなどのトラブルがあった場合は、Googleのヘルプページから削除依頼をすることが可能です。ヘルプページ内の「Google からコンテンツを削除する」から、問題となるGoogleサービスを選びます。以下の11の選択肢から、誹謗中傷や悪質な投稿が行われている媒体を選択し、必要事項を入力していきます。

  • Google 検索
  • Blogger/Blogspot
  • Google マップと関連プロダクト
  • Google Play: アプリ
  • YouTube
  • Google 画像検索
  • Google 広告
  • Google ドライブとドキュメント
  • Google Photos and Picasa Web Albums
  • Google ショッピング
  • その他のサービスを見る

削除リクエストフォームの申請方法|削除までの日数は?

削除依頼をする際には、リクエストフォームの記載内容が重要になります。Google側に削除対象であることを認識してもらうには「投稿内容には法的に問題がある」(=権利侵害がある)ということを伝えなければなりません。そのため権利侵害と主張する理由を具体的に示す必要があります。

問題の投稿をGoogle側に削除してもらうまでには、時間がかかるケースが多いです。短期間で削除対応された事例もありますが、一か月近く経ってから削除されたという事例もあります。削除依頼が成功しなかった場合は、仮処分という裁判手続きを検討することになります。Googleサービスの管理主体はアメリカ法人であり、翻訳の手間などを考慮すると、仮処分には数か月の期間を見込んでおく必要があります。

Googleが検索結果から削除してくれることはある?

原則として、悪質な記事が書き込まれたページを完全に削除するには、サイトの管理者に削除申請をする必要があります。しかし「管理人に削除依頼ができない」場合、Google側に削除依頼することで、検索結果から表示させないよう求めることができます。この方法をとる代表的なケースとしては、次の3つです。

  • サイト管理者の連絡先が不明
  • ドメイン登録者が代行業者で、サイト管理者の連絡先が不明
  • 海外サーバーを使ったサイトのため管理者と連絡がとれない

このような場合、サイト管理者に対し直接削除依頼をすることができません。そこで、Google側に検索結果から表示を削除するよう依頼することで、閲覧されるリスクを軽減させることができます。

ポイント

  • Googleに削除リクエストを送ることはできますが、必ずしも削除依頼に応じてくれるとは限りません。最適な解決策を検討するために、お早めに弁護士に相談されることをお勧めします。

Googleマップ(マイビジネス)の悪い口コミを削除する方法

Googleマップからクチコミを削除する方法

Googleマップは、お店の情報や「クチコミ」を書きこむことができるようになっています。誰でも書き込みができるため、お店に対する根拠のない誹謗中傷に悩むオーナーも多いのが現状です。このような悪質な投稿をGoogleマップから削除したい場合、主に2つの方法でGoogleに報告することができます。

Googleマイビジネスから削除依頼

「Googleマイビジネス」を利用しているオーナ―の場合、Googleマイビジネスの管理画面から口コミを削除依頼することが可能です。

  1. アカウントにログインし、「クチコミ」をクリックする
  2. クチコミ一覧が表示されるので、削除依頼したいクチコミから「不適切なクチコミとして報告」をクリックする
  3. 違反の種類を選択して報告する

Googleマイビジネスに登録していない場合

  1. Googleマップを開き、該当する口コミの右上のメニューから「違反コンテンツを報告」をクリックする
  2. 違反の種類を選択して報告する

Googleマップから口コミを削除する場合の注意点

削除対象となる口コミは「Googleのポリシーに違反している場合」のみとなります。単に「料理の味が悪かった」「店内の雰囲気が暗かった」などのネガティブな口コミに関しては、個人的な意見として判断されるため削除対象とはなりません。

また、口コミに表示される星の数も、お店を評価する重要な要素です。星の数が少ないという理由だけで口コミを削除することはできません。星の数だけでコメントがない口コミについては、削除することはできません。

Googleマップの口コミ対策とは?

Googleが掲げている削除ポリシーに違反している口コミがあれば、Googleマップから削除を申請することができます。具体的には、次の投稿が削除の対象となります。

ポリシー違反の具体例

  1. スパム・虚偽の口コミ
  2. お店との関連がない口コミ
  3. 規制品を促す口コミ(ギャンブル・タバコなど)
  4. テロ行為を助長させる口コミ(テロ攻撃を称賛するなど)
  5. 露骨な性的表現がされている口コミ
  6. 違法性のある口コミ(名誉棄損・著作権侵害など
  7. 不適切な口コミ(冒涜的・わいせつな言葉を使うなど)
  8. 暴力的表現のある口コミ(中傷・威嚇・人種差別的な内容など)
  9. なりすまし
  10. 利害に関する問題(競合店を低評価するなど)

Googleの口コミは、ユーザーにとって有益な情報を提供することが目的とされています。良い評価も悪い評価も、その目的にかなうものであれば公開されることになります。それとは異なり、特定の個人に対する攻撃的な発言であったり、嘘の事実を書き込んで店の評判を貶める行為はルール違反として削除されることになります。

Google削除依頼の注意点と弁護士に依頼するメリット

古いコンテンツの表示「キャッシュ」の対応方法は?

Googleなどの検索エンジンには、存在したページを一時的に保存した「キャッシュ」というデータが検索結果に残ることがあります。検索結果にキャッシュを表示させないためにも、元の記事が削除された後は「古いコンテンツの削除リクエスト」をGoogleに送信しておくとよいでしょう。

Googleの削除依頼を弁護士に依頼するメリットとは?

弁護士に依頼することで、法律知識を要する場面にも臆することなく対応することができます。Googleに削除リクエストを送ることは個人でも可能です。しかし、Google側に対して「法的にどのような権利が侵害されているのか」を説明するためには一定の法律知識が必要になります。

特に仮処分という裁判手続きを利用する際には、高度な法的知識が求められます。より早く解決するためには、お一人で悩まずに法律の専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

もし悪質な記事や口コミが投稿されてしまったときは、そのコンテンツがGoogleが管理・運営しているサイトであれば、ヘルプページから削除のリクエストを送ることができます。Googleサービス外のサイトであれば、記事が掲載されているサイトの管理者に削除依頼をしましょう。コンテンツが削除された場合は、「古いコンテンツの削除」リクエストも忘れずにしておきましょう。

アトム法律事務所では、ネット記事の削除依頼に関して多数お問い合わせをいただいています。これまでの実践経験から、そのノウハウを活かし事案にあった解決方法をご提案しています。Googleの削除依頼に関するご相談も無料で承っております。お電話・メールにてご相談を受け付けておりますので、ぜひご都合に合わせてご利用ください。

岡野武志

監修者


アトム法律事務所

代表弁護士岡野武志

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高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。現在は「刑事事件」「交通事故」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。

保有資格

士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士

学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了

英語:TOEIC925点