
第二東京弁護士会所属。刑事事件で逮捕されてしまっても前科をつけずに解決できる方法があります。
「刑事事件弁護士アトム」では、逮捕や前科を回避する方法、逮捕後すぐに釈放されるためにできることを詳しく解説しています。
被害者との示談で刑事処分を軽くしたい、前科をつけずに事件を解決したいという相談は、アトム法律事務所にお電話ください。
アトムは夜間土日も受け付けの相談窓口で刑事事件のお悩みにスピーディーに対応いたします。
器物損壊の弁護士費用、弁護士相談のメリットは?

器物損壊をしてしまった方や、そのご家族の方へ。
器物損壊罪は、他人の物を損壊したり、ペットを傷つけたりした場合に成立します。
器物損壊の刑罰は、「3年以下の懲役」または「30万円以下の罰金」もしくは「科料」です。
器物損壊に強い弁護士をつけた場合、刑罰の回避・軽減を目指せることも多いですが、弁護士費用は、弁護士事務所ごとに料金体系があります。
器物損壊事件の弁護士費用は、「逮捕されていない場合は約60万円~」、「逮捕されている場合は約80万円~」など、事件の内容で異なる可能性もあります。
この記事では、器物損壊事件の弁護士費用、弁護士をつけるメリット、器物損壊事件に強い弁護士の特徴などを網羅的に解説します。
家族が器物損壊で逮捕!弁護士を派遣したい
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器物損壊に強い弁護士とは?
器物損壊に強い弁護士の選び方は?
器物損壊に強い弁護士は、器物損壊事件の経験が豊富で、迅速な対応ができる弁護士です。
器物損壊事件は、被害者の方との示談、被害弁償によって、早期解決が図れる可能性があります。
そのための警察や検察との交渉、迅速な弁護活動も欠かせません。
ある程度の経験・ノウハウがあってこそ、スムーズな事件の解決が望めます。
また、弁護士を選ぶときには、弁護士との相性も大切です。
事件の早期解決には、報告、連絡、相談も不可欠です。ご自身が「連絡をとりたい」「相談したい」と心から思える弁護士を選んでください。
アトム弁護士の解決実績(器物損壊)
アトム法律事務所は、2008年創業以来、刑事事件の弁護活動に注力してきました。
器物損壊事件の解決実績も豊富な弁護士集団です。
こちらでは、過去にアトム法律事務所で取り扱った器物損壊事件について、プライバシーに配慮したかたちで一部ご紹介します。
酒に酔いビルの扉を壊したが、示談が成立して不起訴処分になった事例
泥酔した状態で、ビルの扉等を蹴り、ガラスを割るなどの破壊行為を行ったとされるケース。器物損壊の事案。
弁護活動の成果
被害者と宥恕条項(加害者を許すという条項)付きの示談を締結。不起訴処分を獲得した。
示談の有無
あり
最終処分
不起訴処分
車のミラーを壊した器物損壊で、示談が成立し不起訴になった事例
酒に酔って、コンビニエンスストア駐車場内で、被害者の所有する車のドアミラーを拳で殴って壊したとされた器物損壊の事案。
弁護活動の成果
被害者に謝罪と賠償を尽くし、宥恕条項(加害者を許すという条項)付きの示談を締結。不起訴処分となった。
示談の有無
あり
最終処分
不起訴処分
駅トイレで落書きを行ったとして逮捕されたが、不起訴処分となった事例
数か月にわたって駅トイレに落書きする等の行為を繰り返していたとされるケース。器物損壊の事案。
弁護活動の成果
被害者に謝罪と賠償を尽くし、宥恕条項(加害者を許すという条項)付きの示談を締結。不起訴処分となった。
示談の有無
あり
最終処分
不起訴処分
こちらで紹介しきれなかった多くの事案については、『刑事事件データベース』でご確認いただけます。
器物損壊事件の弁護士費用とは?
器物損壊事件の弁護士費用とは?
器物損壊事件の弁護士費用とは、器物損壊事件について弁護士に相談する時、事件の解決を依頼する時に、弁護士に支払う費用のことです。
弁護士費用には、相談料、着手金、成功報酬、実費などが含まれます。
器物損壊の示談金とは?弁護士費用との違いは?
器物損壊事件の示談金とは
器物損壊の示談金とは、器物損壊事件の被害者に対し、示談で支払うお金のことです。
示談とは、民事上の賠償責任などについて、事件の当事者が和解の合意をすることです。

弁護士費用と示談金の相違点
弁護士費用と示談金は、別物です。
弁護士費用は、弁護士に支払います。示談金は、被害者にお渡しします。
弁護士費用と示談金の共通点
弁護士費用も示談金も、器物損壊事件を解決するために必要なお金です。
器物損壊事件で弁護士依頼をした場合、着手金や成功報酬金を弁護士事務所に支払い、別途、被害者自身にお渡しする示談金も必要になるというイメージです。
そして、弁護士費用も示談金も、その金額は、事件ごとに変わる可能性が高いです。
弁護士費用は、弁護士事務所の料金体系や、事件の内容ごとに違います。
被害者に対する示談金も、被害者との交渉により異なるため、一概にいくらとは言い切れません。
なお、示談交渉や示談締結、示談金の支払いは、加害者本人に代わって弁護士が行うケースが多いです。
そのため実務上、依頼者の方の視点に立てば、弁護士報酬も示談金もすべて弁護士に支払うという形になることが多いでしょう。
器物損壊事件の弁護士費用の相場とは?
弁護士費用は、弁護士事務所ごとに違い、事件の進展具合、内容、難易度などによっても異なります。よって、一概に金額が算出されるものではありません。
たとえば、弁護士の初回相談料は、警察が介入している場合は初回無料とする弁護士も多いです。
また、弁護士の着手金は、逮捕の有無や、被害者の数などでも、金額は変わります。
弁護士の成功報酬については、各段階(釈放、示談、前科の回避など)において、弁護が成功するたびに発生し、そのトータルを弁護士に支払うことになります。
弁護士費用の項目例、相場の目安は以下の通りです。
費目 | 弁護士費用の内容 |
---|---|
相談料 | 初回に弁護士相談をした際の料金 【例】 ・1時間2万円 ・30分無料 |
着手金 | 事件を依頼する際にかかる費用 【例】 ・逮捕された場合:約80万円~ /逮捕されない場合:約60万円~ ・難易度の高い事件:約80万円~ /通常の事件:約60万円~ |
成功報酬 | 弁護士の活動が依頼者の利益になった際に発生する費用 【例】 ・勾留阻止:約20万円 ・示談成立1件につき約10万円 ・前科回避:約80万円 |
出張日当 | 弁護士が外出した際に発生する費用 【例】接見・示談・裁判の出張費 |
実費 | 弁護士が事件の事務処理に要した実費 【例】通信費、資料コピー代 |
アトム法律事務所の弁護士費用については、以下のページを参考にしてください。無料相談についてもご案内しています。
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器物損壊事件の示談金はいくらになる?
アトム法律事務所が過去とり扱った器物損壊事件では、示談金の相場は約5万円前後です(アトム「器物損壊の示談金の相場」の統計より)。
器物損壊罪とは、他人の「物」を壊したり使用できなくなるようにする違法行為です。
物に対する損害であるため、基本的にはその損害分を弁済しなければなりません。物の価値や修理費用により示談金の額は左右されることになります。
また、被害者の被害に対する意識の大きさの観点から、弁済のみならず精神的な被害への慰謝料を追加して払う場合もあります。
相場としては、1万円から100万円程度が想定されるでしょう。中には、200万円ほどとなった高額事例も存在します。
器物損壊とは?器物損壊の基礎知識
器物損壊とは?
器物損壊とは、刑法の条文に規定される「器物損壊罪」をいいます。「他人の物を損壊し、又は傷害した」場合が対象です。
前三条に規定するもののほか、他人の物を損壊し、又は傷害した者は、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金若しくは科料に処する。
刑法261条
当罪は、一概に物を損壊した場合に限られません。たとえ壊れていなくとも元の状態で使用できなくなる状態にした場合には、器物損壊罪が成立しえます。
過去の判例でも、掛け軸に落書きをした行為や調理用鍋に尿をかけた行為について器物損壊が認められています。
器物損壊は親告罪(しんこくざい)
また、器物損壊罪は親告罪であるという点も重要です。
親告罪とは、被害者の告訴なしでは起訴されない犯罪のことをいいます。
つまり、被害者が捜査機関に対し、犯罪の申告を行い犯人の訴追を求める意思表示を行った場合に限り前科が付く可能性が生じるというわけです。
器物損壊は逮捕される?逮捕の流れとは?
器物損壊は、犯行現場を目撃されれば、現行犯逮捕される可能性があります。また現行犯逮捕を免れても、証拠によって器物損壊の容疑が固まれば、逮捕状が発行され後日逮捕される可能性があります。
器物損壊罪で逮捕されると、まずは警察署の留置場などに収容されます。
その後勾留請求された場合、検察官が起訴・不起訴処分を判断するまで最大23日間収容される可能性があります。

器物損壊は示談した方がいい?示談をするには?
器物損壊事件で警察沙汰になったら、まずは示談を検討しましょう。
先述の通り、示談は当事者同士の話し合いによって民事上の賠償責任を解消する手続きです。

器物損壊罪は親告罪のため、示談をすることによって告訴が取り消されれば、加害者が起訴される可能性は完全になくなります。起訴されなければ前科はつきません。
さらに示談を締結すれば逮捕や勾留の可能性を下げることもできます。器物損壊をはじめ、刑事事件においてはなるべく早期に示談を締結するのが重要なのです。
とはいえ、示談交渉や示談締結は通常、加害者本人ではできません。
捜査機関は通常、加害者本人には被害者の連絡を教えません。
また被害者と加害者とが直接交渉すると感情面のもつれから状況が悪化する可能性が高いですし、示談書の作成なども慎重に行う必要があります。
示談の一連の流れについては弁護士に必ず相談しましょう。
アトム弁護士の評判・依頼者の声
器物損壊事件に強い弁護士選びには、実際に依頼したユーザーの口コミを見ることも効果的です。アトム法律事務所が過去に解決した、器物損壊事件のご依頼者様からいただいた感謝のお手紙の一部を紹介しますので、ぜひ弁護士選びの参考にしてください。
進展があるときに電話で報告してくれるのでありがたかった。

手続きや今後の流れ等が分かったので参考になった。進展があるときに電話で報告してくれるのでありがたかった。
初めて弁護士に依頼。アトムにめぐりあって良かった。

今回自分自身で始めて弁護士を調べての内容でしたが、正直不安がありましたが、いろいろなアドバイスをしていただいて本当にありがとうございます。今は自分自身反省をしております。今回の事でいろいろな事を教えてもらい、良かったと今では思っております。本当に今回の件ではこちらの事務所にめぐり合った事が自分にとっては良かったと思っております。本当に感謝しております。ありがとうございました。
器物破損事件で弁護士の助言に救われました。

この度の器物破損事件で加藤妃華先生には大変お世話になり真に有難うございました。先生にお会いするまでは人生最初の司法関係の問題にかかわり不安で持病の高血圧と心臓病で血圧が高く続き、そんな時先生の助言がいかに精神的に助かったか分かりません。本当に有難うございました。
器物損壊事件の弁護士費用について相談するには?
器物損壊事件の弁護士費用を正確に知るには?
事件は千差万別なため、弁護士費用は各人によって異なります。
罪名が同じ器物損壊でも、事件の内容は違うので、器物損壊事件の正確な弁護士費用を知るためには、弁護士に確認するのが一番です。
無料相談などを受ける機会に、相談を担当してくれる弁護士に、弁護士費用の見積もりをもらいましょう。
弁護士の無料相談では、事件のその後の流れと対処法を伝授してもらったり、器物損壊事件の被害状況などから示談金を予想してもらったりすることも可能です。機会があれば、是非、活用しましょう。
器物損壊事件を弁護士に相談するメリットとは?
器物損壊事件を弁護士に相談すると様々なメリットが生じます。
弁護士相談のメリットの一例
- 逮捕が行われた事案の場合、初回接見で有益なアドバイスが可能
- 逮捕・勾留の回避や釈放に向けた活動についてアドバイスが可能
- 今後の刑事事件の流れと刑事処分を予想しアドバイスが可能
- 前科を回避する弁護活動についてアドバイスが可能
初回接見とは、被疑者逮捕後最初に行われる接見(面会)です。一般面会のように時間制限もなく、立会人も不要です。
刑事事件の相談は早期に行うことが重要です。刑事事件は本人が思うよりも早く進行し、弁護士相談や対処が遅れた場合には前科を回避できないなど、手遅れになるケースもあります。
刑事処分、量刑については、被疑者が初犯であるのかどうか、被害の多寡や本人の反省の有無などによっても変わってきます。
刑事事件に詳しい弁護士なら、経験則上でのアドバイスが可能です。
24時間弁護士相談のご予約を受付中
弁護士選任について、刑事事件や刑事裁判に精通していることが何よりのポイントです。弁護士であっても、対応できる事件には得手不得手があります。
アトム法律事務所は、創業以来、刑事事件の弁護活動を精力的におこなってきました。
器物損壊事件、示談の経験も豊富な弁護士集団です。
アトム法律事務所では、現在、24時間お電話で弁護士相談のご予約を受け付けています。
器物損壊事件などで不安な方は、是非ご相談ください。ご家族からのご相談も可能です。
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高校卒業後、日米でのフリーター生活を経て、旧司法試験(旧61期)に合格し、アトム法律事務所を創業。弁護士法人を全国展開、法人グループとしてIT企業を創業・経営を行う。
現在は「刑事事件」「交通事故」「事故慰謝料」などの弁護活動を行う傍ら、社会派YouTuberとしてニュースやトピックを弁護士視点で配信している。
保有資格
士業:弁護士(第二東京弁護士会所属:登録番号37890)、税理士
学位:Master of Law(LL.M. Programs)修了