先輩スタッフインタビュー
応募したのはアトム一社
上京して見つけた「私らしい働き方」
パラリーガル
Aさん
大学卒業後、2026年4月にアトム法律税務グループへ新卒入社。
現在は新宿オフィスで、パラリーガルとして刑事事件と交通事故を担当している。
宮城県出身。入社時23歳→現在24歳(在籍1年目)。
- 宮城県の高校を卒業
- 県内の法学部に進学
在学中は音楽制作やインターネットでの配信活動を継続 - 大学卒業
- 2026年4月
アトム法律税務グループに新卒入社(パラリーガル)
取材日:2026年7月3日
なぜアトムを選んだのですか?
法学部での学びを生かせることに加え、副業ができることや、体験入社で感じた社員の方々の雰囲気が決め手になりました。
大学では1年留年し、就職活動を始めたのは卒業を控えた12月でした。当時は、「せっかく法学部で学んだなら、法律事務所で働きたい」という思いがあり、以前からYouTubeを通して知っていたアトムに応募しました。就職活動で応募したのは、アトム一社だけです。ただ、知名度のある法律事務所だったため、「留年していて、目立った資格もない自分が受かるわけがない」と考え、最初は記念受験に近い気持ちでした。
面接を通過した後は、体験入社までに少しでもできることを増やそうと、WordとExcelの資格を取得しました。その後、体験入社を経て内定をもらったときは、自分の経歴に自信がなく、採用されるとは思っていなかったため、信じられない気持ちでした。
また、入社を決めるうえでは、新卒採用では珍しく、副業ができることにも魅力を感じました。私自身、社会に出てからも配信や音楽制作を続け、いつか創作活動から収益を得たいと考えていたため、仕事と両立できる環境を重視していたからです。
さらに、面接や体験入社で接した社員の方々の雰囲気も、入社の決め手になりました。体験入社の際、オフィスでは仕事に関する会話が活発に交わされ、「分からないことがあれば、いつでも聞きに来ていいよ」と声をかけてもらいました。実際に質問すると毎回笑顔で答えてくれ、周囲の社員の方々も先輩や弁護士へ気軽に質問していました。その様子を見て、「ここなら、分からないことを自分から質問し、理解を深めながら仕事を覚えていけそうだ」と感じ、入社を決めました。
なぜ東京に出ようと思ったのですか?
大学進学時に見送った上京を、就職のタイミングで実現しようと考えたからです。
もともとは、大学進学を機に上京したいと思っていました。3歳ごろからピアノを続け、中学では吹奏楽部でコントラバスを担当するなど、小さいころから音楽に親しんでいたため、東京の音楽大学への進学を考えていたんです。
ただ、音楽大学へ進むには、学費に加えて引越し費用や家賃もかかります。そのため、進学時の上京は見送り、実家から通える県内の大学の法学部へ進みました。
それでも、東京で暮らしたいという思いは残っていました。大学時代は月に1回ほど東京を訪れ、地元よりもさまざまな人がいることや、一駅移動するだけで街の雰囲気や景色が変わることに惹かれていました。そこで、就職先は東京で探して、念願だった上京を実現しようと決めたんです。
上京後は、実家を離れる寂しさよりも、新しい生活への期待感のほうが大きかったです。東京から仙台までは新幹線で約2時間なので、帰りたくなれば帰れるという安心感もありました。一方、同じ時期に妹も県外の学校へ進学したため、両親は寂しがっていました。
入社前に不安はありましたか?
社会人として働いた経験がなかったため身構えていましたが、体験入社で感じた働きやすい雰囲気は、入社後も変わりませんでした。
入社前は、社会人として働くことに対して、「厳しい環境で、つらい思いをするかもしれない」という不安がありました。しかし、働き始めてみると、わからないことはその場で質問でき、周囲の社員も自然に質問や相談をしています。実際は、想像していたよりもずっと働きやすい環境でした。もし入社前の自分に声をかけるなら、「そんなに怖い場所ではないし、身構えなくても大丈夫」と伝えたいです。
また、退勤時間についても良い意味で驚きました。ホームページに「残業ゼロ」と書かれていても、実際には30分から1時間ほどは残るのだろうと思っていたからです。ところが、普段の業務では、退勤時間の18時になると、全体に退勤を促す声がかかります。入社後3〜4か月で残業を申請したのは3回ほどで、いずれも約20分ほどでした。退勤直前に電話を取った場合など、イレギュラーな対応によるものです。
現在の仕事内容を教えてください
パラリーガルとして、刑事事件と交通事故事件に関する業務で弁護士を支えています。
刑事事件では、弁護人選任届の提出や、担当弁護士の指示に沿った検察・警察への連絡を行います。弁護人選任届とは、弁護士が依頼者の弁護を正式に担当することを、裁判所や捜査機関へ届け出るためのものです。また、霞が関にある裁判所や検察庁へ、書類を届けることもあります。
一方、交通事故事件では、弁護士が案件を受任したことを、保険会社へ連絡するところから始まります。その後は、依頼者のけがの経過を確認し、担当弁護士の指示に沿って保険会社と連絡を取りながら、解決に向けた手続きを進めます。
また、依頼者とLINEでやり取りする際は、敬語や言葉の選び方に特に気を配っています。依頼者ごとの事情を踏まえた返信に迷うときは、直属の先輩が「送る前に一度確認するから、文章を見せて」と声をかけてくれます。「分からないことがあれば、いつでも聞いてね」と、質問にも丁寧に答えてくれるため、安心して相談できる環境です。
1日の仕事はどのように進めていますか?
朝一で新しい連絡や指示を確認し、業務上の優先順位を整理しながら進めています。
出社後は、まず依頼者から新規の連絡が届いていないかを確認します。すぐに返信できる内容はその場で対応し、自分だけでは判断できない場合は、社内の業務管理ツールを使って担当弁護士に確認を依頼します。また、内容を慎重に確認して返信する必要があるものは、落ち着いて対応できる時間に回しています。
続いて、業務管理ツールを使い、自分宛ての新しい指示を確認します。簡単な電話や書類の準備、FAXなどを先に終わらせてから、前日から続いている時間のかかる業務に取りかかります。作業中も新しい指示を随時確認し、その都度、優先順位を整理しながら進めています。
朝は仕事に集中するまで少し時間がかかることもありますが、簡単な業務から手を動かすうちに、自然と気持ちが切り替わります。私にとっては、朝の時間に仕事のペースをつくることが、1日をスムーズに進めるためのポイントです。
仕事のどのようなところが自分に合っていると感じますか?
やるべきことが明確で、一つずつ区切りながら進められるところが自分に合っていると感じます。
仕事をするなかで、私は電話が鳴ったときにすぐ反応することや、決められた手順に沿って処理を進めることが得意かもしれないと気づきました。普段は1件につき20〜25分ほどかけて慎重に進めていますが、急ぎの対応が必要な場面で、1時間に4件の処理を終えられたことがありました。そのときに、「この仕事に向いているのかもしれない」と感じたんです。
また、入社してから新しく知ることが多く、日々できることが増えています。以前は先輩に質問していた仕事を一人で進められたり、「こうした方がいいですか」と提案した内容を採用してもらえたりすると、自分の成長を実感します。一つの仕事を終えるたびに区切りがはっきり見えるため、ゲームを一つずつ進めるような感覚があって楽しいです。
さらに、自分のためだけだと動き始めるまでに時間がかかりますが、「これを進めなければ誰かが困る」「誰かのためになる」と思えると、集中して取り組めます。就職活動は自分自身のことだったため、卒業間近の12月まで後回しにしてしまいました。一方、仕事では依頼者や周囲の人がいるからこそ、責任を持って行動できています。
職場の雰囲気はどうですか?
私にとっては、班ごとに連絡や相談をしながら動く「吹奏楽部の部室」のような職場です。
女性が多く、オフィスでは仕事に関するさまざまな会話が交わされています。吹奏楽部は、楽器のパートごとに分かれ、周囲と連絡や相談をしながら活動するんです。今の職場も班ごとに仕事を進めながら、必要なときには声をかけ合うため、似ていると感じます。
また、明るい人が多く、入社したばかりでも質問しやすい雰囲気があります。体験入社の際に感じた働きやすさは入社後も変わらず、新卒でも馴染みやすい職場だと思います。
上京してから自分にどのような変化がありましたか?
生活リズムが整ったことに加え、以前よりも自分から人と関わるようになりました。
大学生のころは昼夜が逆転し、朝9時や10時、遅い日は昼過ぎに起きることもありました。そのため、入社前は早起きを続けられるか不安でしたが、今では必要な時間に起きられています。毎日の生活リズムが整ったことで、社会人になった実感も湧きました。
また、職場で周囲の人と声をかけ合ううちに、以前より明るく、社交的になった気がします。実際に、以前は友人から誘われるのを待つことが多かったのですが、今は自分から声をかけるようになりました。
さらに、仕事を通じて、さまざまな事情を抱えている人がいることも知りました。刑事事件の依頼者が、その後の生活を立て直していく様子に触れたことで、人生に対する見方も広がったと感じています。
退勤後や休日はどのように過ごしていますか?
音楽制作や配信を続けながら、東京での一人暮らしを楽しんでいます。
仕事が終わると基本的にはそのまま帰宅し、インターネットでの配信活動や音楽制作に時間を使っています。3歳から続けてきたピアノは実家に置いていますが、ベースは東京へ持ってきました。UNISON SQUARE GARDENというバンドが好きで、幅広い音楽に触れながら曲を作っています。
また、休日は創作に取り組むほか、週に1回ほど、地元や東京の友人と出かけています。実家は駅から遠く、帰り道には夜になると熊が出ることもありました。そのため、帰宅が遅くなると両親に車で迎えに来てもらう必要があり、申し訳なさから19時か20時ごろには帰ることが多かったです。一方、東京では帰りの時間を気にせず遊びに行けるようになり、休日の過ごし方も広がりました。
また、一人暮らしを始めて、自分が意外ときれい好きだったことにも気づきました。実家では自分の部屋をあまり片づけていなかったのに、今は毎日お風呂を掃除しています。自分でも知らなかった一面に気づけたことも、上京して面白かったことの一つです。
今後の目標を教えてください
仕事で一人で進められることを増やしながら、配信や音楽制作も続けていきたいです。
いつか、創作だけで生活できるようになりたいという目標はあります。ただ、今の仕事を通じて、人と関わることの大切さを感じていますし、業務を一つずつ終わらせていくことにも楽しさを感じています。そのため、創作で生活できるようになったとしても、今は仕事を続けたいと思っています。
まずは、パラリーガルとして自分で進められる仕事を増やしながら、趣味にもきちんと時間を使えるようになることが目標です。どちらか一方を選ぶのではなく、これからも仕事と創作を両立していきたいと思っています。