Interview

先輩スタッフインタビュー

相談予約部 Fさん

自分を変えたくて東京へ

アトムで知った、自分らしく働く楽しさ

相談予約部

Fさん

高校卒業後、地元の食品会社で2年間オペレーターとして勤務。
その後、上京してアトム法律税務グループに入社。
現在は相談予約部で刑事事件・交通事故のお問合せの一次受付を担当している。
岡山県出身。入社時20歳→現在21歳(在籍2年目)。

CAREER
  • 岡山県の高校を卒業
  • 地元で食品・化粧品を扱う会社に就職
    オペレーターとして約2年間勤務
  • 会社を退職し、上京
  • 2025年2月
    アトム法律税務グループに入社(相談予約部)

取材日:2026年6月17日

なぜアトムを選んだのですか?

面接での対応の誠実さと給与・休日条件の良さが決め手になりました。

転職活動に関しては、「東京に出て働く」ということが先にありました。前職が食品会社のオペレーターで、電話対応の仕事が自分に合っていると感じていたので、転職エージェントには接客系のコールセンターや事務職で希望を出していました。ブランド品の買取のコールセンターなど、他にも並行して選考を受けていました。

そんな中、アトムは、転職エージェントから紹介された企業の一つでした。正直、最初は「法律事務所」というだけでハードルが高く感じて、「当たって砕けろ」の気持ちで受けました。まさか内定することになるとは思っていなかったです。

最終的に、入社の決め手になったのが面接での対応です。前職を辞めた理由について、建前ではなく本音で話してほしいと言ってくれました。また、「刑事事件の加害者弁護についてどう感じるか」と、実際の仕事内容についても踏み込んで確認してくれました。仕事内容を事前に伝えるだけでなく、入社後も長く働き続けられそうかまで見据えて向き合ってくれたことで、誠実さと信頼感を持てました。

さらに、給与水準に加え、休日日数などの条件面も大きかったです。上京後の生活を考えても不安が少なく、安心して働き始められると感じ、入社を決めました。

そもそも東京に出ようと思った理由は何ですか?

以前、2ヶ月間東京に滞在したときに、刺激の多さに満足感を覚えたのが大きかったです。

前の会社にいた頃、店舗研修のために品川で2ヶ月間生活したことがありました。会社が用意してくれたアパートの一室で一人暮らしをしながら、仕事終わりに街を歩いたり、休日にさまざまな場所へ出かけたりしていました。

もともと服やファッション、美術的なものが好きだったので、地元では触れられなかった刺激が身近にある環境が、とても楽しかったです。

また、一人暮らしをしたのも、このときが初めてでした。それまではずっと実家で暮らしていたため、自分で生活を組み立てる楽しさや、できることが増えていく実感がありました。家事自体はやっぱり大変でしたが、「東京にいる」というだけで乗り切れました。

研修が終わって岡山に戻ってからは、上京資金を貯めるために1年弱働いて、20歳の頃にあらためて東京へ出てきました。

実際に上京してみて、やっぱり東京に出てきてよかったと感じています。特に大きく変わったのは、好きなファッションを周囲の目を気にせず楽しめるようになったことです。

私は少し個性的な服装が好きなのですが、地元では、少し変わった服や髪型をしているだけで、ショッピングモールで見知らぬ人から珍しそうに見られることもありました。一方、東京だと同じ格好をしていても誰も気にしないし、むしろ自分以上に個性的な人もたくさんいます。好きなファッションのまま、居心地の悪さを感じずに街を歩けるようになったことは、上京して感じた大きな変化です。

入社してみて、驚いたことはありますか?

悪い意味でのギャップがなかったことです。

面接の対応で感じた誠実さや信頼感は、入社後も変わりませんでした。「こんなに良いところがあるのか、騙されてるんじゃないか」と思ったほどです。

もう一つ驚いたのが、AIを使う場面の多さです。入社前にホームページを見て、企業理念のページにAI活用について書かれていることは知っていましたが、当時は具体的な使い方がピンと来ていませんでした。

正直に言うと、上京前はAIに抵抗感がありました。AIが流行り始めた頃で、「教員以外の仕事はAIに取られる」といった話をよく聞いていたので、なんとなく警戒していたところがあったんです。ただ、入社後に業務で少しずつ使ううちに、その抵抗はなくなっていきました。特に、「AIは便利だ」と感じたのは、週報を作ったときです。週報とは、1週間の業務内容や課題をまとめて、上司に共有するためのものです。

現在は、自分では気づきにくい対応の癖や、通話がうまくいかなかった原因を振り返るために、上司や先輩から受けたフィードバックをAIで整理しています。自分なりに原因を考え、AIと壁打ちしてから上司に相談すると、課題を言語化しやすくなります。ほかにも、自分でまとめた電話内容の要点整理や、刑事事件や交通事故に関する一般的な知識の確認に使っています。

最初からいきなり「衝撃を受けた」というよりは、使い続けるうちに自分の使い方が身につき、気づけば業務に欠かせないものになっていました。今では、プライベートの調べ物にもAIを使っています。上京前の自分からすると、想像していなかった変化です。

現在の仕事内容を教えてください。

相談予約部で、刑事事件や交通事故に関するお問合せの一次受付を主に担当しています。

具体的には、お問合せの内容を確認し、弁護士が対応できる案件であれば来所予約につなげるのが主な役割です。1日の受電件数は、多い日で30件ほどです。

それ以外の業務では、LINEやメールでお問合せいただく方への返信対応をしています。そのほか、1週間の業務内容や課題を上司に共有する週報の作成や、新人のフォローも担当しています。手が空いた時間には、AIを使って業務上の疑問を調べたり、必要な知識を学んだりしています。

また、現在はメンバーとして働いていますが、自分から希望して、通常の勤務後も2時間ほど電話対応を担当しています。負担に感じるというより、電話対応が楽しいので、もっと多くのお問合せに対応したいという気持ちの方が強いです。

電話対応で難しいのはどのような点ですか?

相手が置かれている状況を正確に把握して、その人に合った案内をすることです。

例えば刑事事件の相談は、事故を起こしてしまった方と性犯罪関係の方では、相談者様の心境や知りたいことが全然違います。また、ご家族からのご相談だと、詳しい状況を把握できていなかったり、混乱していたりすることも珍しくありません。そうした場合は、まず分かっていることを一つずつ確認し、一般的な手続きの流れや、弁護士への相談までに整理しておくとよい事項をご案内します。情報を順番に整理することで、落ち着いてお話しいただけることが多いです。

以前、2か月ほど相談の予約率が伸び悩んだ時期がありました。予約数を上げようとするとキャンセル数が増え、キャンセル数を減らそうとすると今度は予約数自体が伸びない、という状態が続いたんです。

そこで試したのが、相談者様のタイプに応じて対応を切り分けることです。具体的には、電話の最初の段階で相談者様の状況を見極め、それぞれに合った対応を意識するようにしました。例えば、混乱していて状況をうまく話せない方には、二択で答えられる質問を提示して、負担を減らすようにしています。一方で、適切な対応が分からないときには、上司から相談者様ごとのアプローチを教えてもらい、少しずつ手応えを取り戻していきました。

また、予約率に限らず数字が伸び悩んだときは、週次のミーティングで班長に相談しています。班長は、単に「ここが良くない」と指摘するのではなく、「この通話では、このようなやり取りがあったよね」と一件ずつ詳しく振り返りながら、改善点と今後の方針を一緒に考えてくれます。

そのほか、指導役を務める先輩の言い回しも参考にしています。その方は敬語を崩さず、混乱している相談者様が状況を整理できるように声をかけるのが、とても上手なんです。秘訣は何だろうと考えてみると、声のトーンが高いため、「〜じゃないですか」という言い回しをしても、相手に高圧的な印象を与えないことに気づきました。その伝え方を取り入れてから、「状況がよく分かりました」「今、何を確認すればよいか整理できました」と、相談者様に落ち着いて受け止めていただけることが増えました。

印象に残っている案件はありますか?

逮捕された方に弁護士が会いに行く「接見」のご依頼です。

接見については、逮捕されたご本人ではなく、ご家族やご友人からお問合せをいただきます。私たちは状況を伺ったうえで、弁護士を派遣するための手続きや費用をご案内します。

本人が今どうなっているのか、何も分からないまま連絡してこられるご家族も多いです。

なかでも多いのが、10代・20代のお子さんが窃盗や特殊詐欺などに関わったとして逮捕され、ご両親から連絡をいただくケースです。お子さんが今どのような状況にいるのか分からず、お母さんが混乱していたり、冷静に話しているお父さんの声からも動揺が伝わってきたりします。なかには、説明の途中で泣いてしまう方もいらっしゃいます。

そうしたときは、今後事件がどのように進むのか、アトムではどのようなお手伝いができるのかを、事実に基づいて丁寧にお伝えしています。お子さんご本人の不安な気持ちにも触れながら、弁護士が面会することでどのような安心材料になり得るかをお伝えすると、そのままご依頼をいただくこともあります。

また、逮捕されている場所が弁護士事務所から遠く、費用が高くなるケースもあります。そうした事情も正直にお伝えしていますが、接見の重要性をしっかり伝えられると、その場で依頼を決められる方も多いです。

ご家族が不安を抱える中で、必要な説明を最後までやり切れたときは、業務の中でも一番大きな手応えを感じます。以前よりも、相手の状況に合わせて必要な情報を伝えられるようになったと実感します。

どんな人が相談予約部には向いていると思いますか?

人の話を聞くことが好きで、環境の変化を楽しめる人に向いていると思います。

相談予約部は、お電話をいただいた相談者様一人ひとりの話を聞き、その方の状況に合った案内をする仕事です。相談者様の経歴や事情はそれぞれ異なります。そのため、現在の状況に至った経緯や人柄を、短い電話の中でくみ取る必要があります。相手のことを知るのが楽しいと感じられる人は、その部分に面白さを感じると思います。また、業務の進め方や社内の仕組みが変わることも多いため、新しい方法を前向きに取り入れられる人にも向いています。

そのほか、仕事以外の時間を大切にしたい人にとっても、働きやすい環境だと思います。予定外の残業が少なく、退勤後や休日に自分の時間を取りやすいからです。

私自身も、プライベートの時間をしっかり満喫しています。家ではアニメを流して過ごし、映画は月に6〜10本ほど観ています。特に好きなのは、ホラーやマーベル作品のようなアクション映画です。あとは、友人と映画を観に行ったり、服の好みが合う人と買い物に行ったりもします。現在親しくしているのは、上京後に知り合った友人がほとんどです。共通の知人を通じて、少しずつ交友関係が広がりました。

相談予約部の人間関係はどうですか?

カスタマーサポートや接客業の経験者が多く、社交的で話しやすい方が多いです。

分からないことがあれば、気軽に質問や相談ができます。たとえば、入社したばかりの頃、先輩がどのような質問にも丁寧に答えてくれました。今でも目標が達成できなかった時などは、指導役や班長、上司が具体的な対応方法まで一緒に考えてくれます。

また、必要以上に距離が近すぎないところも、自分には合っています。社員旅行など、休日も職場の人と一緒に過ごすような文化はなく、基本的にはそれぞれが自分のペースで過ごしています。ただ、年齢が近い方も多いため、趣味が合う人とは自然な流れで一緒に出かけることもあります。

今後の目標を教えてください。

まずは指導役、班長と、相談予約部の中でステップアップしていきたいです。

その先の目標は、まだ具体的には決めていません。ただ、いろいろな職種や業務内容を経験することは、自分にとってプラスになると思っています。そのため、今後は相談予約部以外の仕事にも挑戦してみたいです。

なかでも、人と話すのが好きなので、採用の仕事に興味があります。面接対応など大変な部分もあると思いますが、さまざまな方と話せることに魅力を感じています。

また、5年後には、今よりも余裕のある人間になりたいです。今の自分は思い詰めやすく、うまくいかないことがあると引きずってしまうこともあります。これから経験を重ねる中で、少しずつ気持ちを切り替えられるようになり、仕事でもプライベートでも、自分の感情をコントロールできるようになりたいです。

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