高齢者から現金をだまし取る受け子（詐欺）で懲役刑になった事例
アトム法律事務所横浜支部
竹原宏征弁護士
高齢者に電話をかけ、会社の債券に関する情報漏洩の解決金が必要等と言って金銭を騙しとる詐欺で、受け子をしていたとされるケース。
プライバシー保護のため、一部情報を加工しています。
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事件の概要
※法改正前の事件も同種事件として改正後の罪名を記載
事件の状況
逮捕
起訴
被害者
勾留
保釈
示談
最終結果
懲役3年6か月
被害者に謝罪と賠償を尽くし、詐欺の認識が希薄であった点などを裁判において主張・立証を尽くした結果、求刑の約半分の判決となった。
弁護活動
依頼から
竹原宏征弁護士
2件の詐欺の受け子で起訴されましたが、依頼者には詐欺に加担している認識が無いか、非常に薄いものだったため、一部無罪主張の方針を立てました。検察官の求刑は懲役6年でしたが、実際の判決では懲役3年6月・未決勾留日数190日を刑期に参入と、求刑の半分近くの大幅な減刑となりました。
