
アトム法律グループ(所在地:東京都千代田区、代表弁護士:岡野武志)は、このたび、一般財団法人 日本語教育振興協会の理念に賛同し、賛助会費による支援を行いました。同協会の日本語教育の普及活動は、異文化理解を促進し、結果として法的トラブルを未然に防ぐ「予防司法」にもつながる重要な取り組みです。
背景:法的トラブルの未然防止につながる「コミュニケーション」の力
アトム法律グループは、刑事事件・交通事故の分野を中心に全国でリーガルサービスを展開しています。日々の弁護活動を通じて、言葉や文化の違いによって、誤解やすれ違いが生じるケースを多く見てきました。こうした背景理解の不足が、双方にとって不利益を生むこともあります。
日本で生活する外国籍の方々にとって、日本語の理解は生活の基盤であり、社会との関係を築く第一歩です。日本語教育の振興は、文化や制度の違いによる誤解を減らし、より良い共生社会を実現するうえで欠かせない取り組みです。こうした理解の促進は、結果的に法的なトラブルを減らし、誰もが安心して暮らせる社会づくりにつながります。
アトム法律グループは、この「コミュニケーションの力」に着目し、日本語教育の発展を支援することが、結果的に人々が安心して生活できる社会づくりにもつながると考え、支援を決定しました。刑事事件・交通事故の弁護活動で培った知見を生かし、トラブルを生まない社会の実現に向けた予防的な取り組みを今後も推進してまいります。
一般財団法人 日本語教育振興協会について
一般財団法人 日本語教育振興協会は、日本語教育機関の質の向上を図るとともに、日本語を学習する外国人学生への支援などを行うことで、日本語教育の振興と外国人との教育・文化交流の促進に寄与することを目的としています。
1989年に設立され、法務省が告示で定める日本語教育機関の審査・認定をはじめ、日本語教育に関する調査・研究や情報提供、教員研修など、多岐にわたる事業を展開しています。その活動は、日本で日本語を学ぶ多くの外国人にとって、学習環境の質を担保する重要な役割を担っています。
(参考:https://www.nisshinkyo.org)
今後の展望:安心して暮らせる社会づくりへ
アトム法律グループは、刑事事件・交通事故の分野を中心にリーガルサービスを提供しているグループとして、言語や文化の違いによる誤解やすれ違いを減らし、誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指しています。今回の日本語教育振興への支援も、結果的に法的トラブルを未然に防ぐ社会づくりに貢献するものと考えています。
今後も、社会課題の解決に取り組む公益団体の活動が持続的に展開できるよう支援を続け、リーガルサービスの提供にとどまらず、誰もが安心して暮らせる社会づくりに貢献していきます。