
アトム法律グループ(所在地:東京都千代田区、代表弁護士:岡野武志)は、2025年11月27日(木)、東京大学本郷キャンパスにて開催された東京大学法学部緑会委員会主催の法曹講演会に、代表弁護士の岡野武志と、同大法科大学院出身の新宿支部・松井浩一郎弁護士が登壇しました。
本講演は、松井弁護士が同校の卒業生である縁から招待を受け実現したものです。当日は法曹を志す学生に向け、弁護士の実務とキャリアについて講演を行いました。
講演内容:市民に身近な4分野の実務と専門性
講演では、個人の法的トラブルを解決する『マチ弁(町弁)』の具体的な業務内容として、アトム法律グループが主力とする「刑事事件」「交通事故」「離婚」「相続」の4分野について、具体的な事例を交えて解説しました。
<主な解説ポイント>
-
刑事事件
創業以来の主力分野である「私選弁護」の現場について解説。「酒席でのトラブル」などを例に、被害弁償を尽くしたうえでの示談や不起訴の獲得を通じ、当事者間の早期解決を図る意義を解説しました。 -
交通事故
弁護士の介入により、保険会社提示額50万円から2,000万円超への増額に至った解決事例を紹介。医学的証拠に基づく立証など、高度な専門性の必要性を強調しました。 -
離婚・相続
個人の法律相談において最もニーズが高い分野として言及。法的知識に加え、依頼者の人生に深く寄り添う姿勢が求められるこれら分野の実務実態について説明しました。

アトム法律グループのキャリア形成と報酬体系
学生からの関心が高い弁護士のキャリアパスについては、アトム法律グループの「実践型」育成システムと、AI活用による業務効率化モデルを、具体的な数値を交えて紹介しました。
<アトム法律グループのキャリアモデル>
- 1年目から事件解決までの全プロセスを担当
入所直後から法律相談、示談交渉、法廷活動までを一貫して担当。早期にプロフェッショナルとしての実力が身につく環境について説明。 - 業界トップクラスの報酬水準
AIで定型業務を効率化し高い生産性を実現、その成果を報酬に反映する体制について、「1,080万円(1年目)」「アソシエイト平均年収 1,890万円(2年目以降実績)」という実績数値を挙げて解説。 - 独立開業を支援する組織文化
将来的な独立を見据えたキャリア形成も推奨しており、短期間で資金と実務経験を獲得し、地元での開業などを目指す弁護士を積極的に支援している実態を紹介。
AI時代の弁護士業務について
講演の締めくくりとして、アトム法律グループが推進する「AI×依頼者ファースト」の業務改革について解説しました。
代表の岡野は、「情報整理や事務作業をAIで効率化することで、弁護士は『依頼者への接見』や『交渉』といった、人間にしかできない業務により集中できる」と説明。
テクノロジーと人間力を融合させた、次世代の法律事務所のあり方を提示しました。
次世代の法曹育成に向けて
アトム法律グループでは、刑事事件・交通事故・離婚・相続といったリーガルサービスの提供に加え、講演活動やメディアを通じた情報発信も積極的に行っています。
今後も、実務の最前線で得た知見を広く社会へ還元し続けるとともに、次世代を担う法曹人材の育成や、誰もが良質な司法サービスにアクセスできる社会の実現に貢献してまいります。
