遺産の全体像が分からない
多額のタンス預金と不動産を母と子で相続。財産調査を行い期限内に申告した事例
相談者
三男
亡くなった方
父
相続人
配偶者1名
子ども2名
主な遺産
不動産
遺産総額
1億円~3億円
納税申告額
1,000万円~3,000万円
依頼者分
500万円~1,000万円
解決事例まとめ
不動産や現金を含む約1億円~3億円の相続を支援しました。手元現金の整理と照合を丁寧に行い、期限内に申告を完了した事例です。
経緯とお悩み内容
40代の川口様(仮名)より、亡くなられたお父様の相続税申告についてご相談をいただきました。相続人はお母様と、川口様を含むお子様2名の計3名という構成です。お父様は生前、不動産を所有されていましたが、最大の特徴は銀行に預けずに手元で管理されていた「タンス預金」が非常に多かったことです。現預金全体の7割以上が自宅から現金として見つかるという状況でした。
川口様とお母様は、発見された現金の正確な金額の集計に苦慮されており、また「他にも見つかっていない財産があるのではないか」「この多額の現金をどう申告すれば税務署に怪しまれないか」という点に強い不安をお持ちでした。遺産の全体像が把握できないまま申告期限まで約7ヶ月半となり、正確な調査と手続きのサポートを求めて当事務所へお越しいただきました。
税理士活動の結果
ご依頼を受け、まずはご自宅にある現金の正確な計数作業を行うとともに、過去数年分の預金通帳の出金履歴と照らし合わせる調査を行いました。お父様の過去の収入や引き出し額と、手元に残っている現金の整合性を確認することで、税務調査で指摘されやすい「使途不明金」のリスクを低減させました。並行して不動産の評価も進め、正確な財産目録を作成いたしました。
結果として、遺産の全容をクリアにした状態で約2,000万円の納税申告を行い、期限内に無事手続きを完了しました。川口様からは「現金の扱いに困り果てていたが、プロに整理してもらえて安心した」とのお言葉をいただきました。不明瞭になりがちなタンス預金について専門家が根拠を持って整理することで、ご家族の不安を解消できた事例です。
※個人情報保護の観点から遺産総額は概算