遺産の全体像が分からない
多数の生命保険契約を含む遺産を相続。全体像を整理し申告を完了した事例
相談者
養女
亡くなった方
母
相続人
子ども1名
主な遺産
その他
遺産総額
5,000万円~1億円
納税申告額
100万円~500万円
依頼者分
100万円~500万円
解決事例まとめ
生命保険契約に関する権利など約5,000万円~1億円の相続を支援しました。財産状況を整理し申告を行いました。
経緯とお悩み内容
60代の養女である高橋様(仮名)より、亡くなられたお母様の相続税申告についてご相談をいただきました。今回の相続人は高橋様お一人のみという構成です。お母様は生前、ご自身やご家族のためにと複数の生命保険を利用されていましたが、手元にある書類が整理されておらず、どの保険が現在も有効で、どれくらいの価値があるのか、遺産の全体像がまったく分からないというご不安をお持ちでした。
特に複雑だったのは、お母様が保険料を支払っていたものの、被保険者(保険の対象となる方)は高橋様となっている契約が複数存在した点です。これらは死亡保険金としては受け取れませんが、「生命保険契約に関する権利」として相続税の計算に含める必要があります。ご自身で手続きを進めようとしたものの、専門的な評価が必要な財産が多く、申告の要否や税額の見当がつかないため、期限まで9ヶ月以上の余裕がある段階で当事務所へご依頼いただきました。
税理士活動の結果
ご依頼を受け、まずは保険証券や郵便物などの資料を精査し、各保険会社への照会を行うことで、遺産の全容解明に努めました。その結果、把握できていなかった保険契約が複数判明しましたが、一つひとつ丁寧に内容を確認し、財産目録を作成いたしました。特に「生命保険契約に関する権利」については、解約返戻金相当額に基づいた適正な評価を行い、申告漏れがないよう慎重に手続きを進めました。
相続人がお一人のため遺産分割協議は不要でしたが、正確な評価と計算を行うことで、納税額は約300万円となり、期限内にスムーズに申告を完了することができました。高橋様からは「何から手を付ければよいか途方に暮れていたが、財産が整理され、手続きもすべてお任せできて安心した」とのお言葉をいただきました。複雑な保険契約を整理し、ご不安を解消できた事例です。
※個人情報保護の観点から遺産総額は概算