先日12月6日、フジテレビ「めざましテレビ」より鈴木宗男氏の収監について、弊所の岡野弁護士が取材を受けました。
(12月7日、フォーカスONEの中で放送されました。)
取材の内容は、鈴木宗男氏の収監が遅れた理由についてです。
鈴木宗男氏は、9月15日に最高裁で実刑が確定されましたが、それから約3か月経過した12月6日に収監となりました。
今回のように収監が遅れた理由として、「刑の執行延期」がされたことが考えられます。
刑の執行について定めた執行事務規定20条法務省訓令)では、自由刑(懲役刑、禁固刑など、身体を拘束される刑)の執行に際しては、自由刑の確定者から病気などの理由で執行延期の申し立てがあったときは、検察官は、その事由について警察署長に依頼する等して調査し、やむを得ない事情があると認められるときは、その執行を延期することができると定められています。
今回の鈴木宗男氏の収監が遅れた理由についても、同様に執行延期の申し立てがあったのではないかと考えられます。