アトム法律事務所大阪支部の赤堀弁護士が、昨日、読売テレビtenに出演しました。
テーマは、実在する女性を装って、ネットの掲示板で「痴漢してくれる人いませんか」等と投稿し、それを読んだ男性に、女性の太ももや腹部を触らせたとして逮捕された、大阪国税局職員男性のニュースに関してです。
今回の事件は、痴漢の行為を実際に行った男性が、「女性が痴漢をしてほしいと思っている」と誤信していた事件です。
書き込みをした男性が、実際に痴漢を行った男性を、あたかも道具のように使用したとして「間接正犯」が問題になり得る、非常に珍しいケースでした。
書き込みをした男性の行為、実際に痴漢をした男性の行為、仮に男女が合意のもとで痴漢をした場合に問題になりうる犯罪、そして被害女性の保護の問題など、刑事弁護士の立場から幅広く解説しました。