2013.07.24

マスコミ各社取材|ずさん捜査で誤認逮捕、85日も勾留された窃盗の冤罪事件で、主任の赤堀弁護士が記者会見でお答えしました。

ANN放送1
ANN放送

アトム法律事務所大阪支部の赤堀弁護士が担当した、窃盗の冤罪事件について、7月20日の記者会見の様子がテレビ・新聞各社で報道されました。

▼事件概要
本件は、ご依頼者様が、日曜日の早朝、家族旅行の際に立ち寄ったセルフ式のガソリンスタンドで、不正に入手した給油カードを使用して、ガソリンを窃取したという窃盗の容疑で逮捕・勾留の後、起訴された事件です。

警察は、ガソリンが盗まれた際のレシートの記載時間と、ご依頼者様が映った防犯カメラの時間の差を無視し、同時刻の他の利用者を調べることなく、容疑を否認するご依頼者様を犯人と断定。
検察も、この事実を確認することなく、勾留を決定し、事件を刑事裁判に持ち込むべくご依頼者様を起訴していました。

しかし、事件を担当した赤堀弁護士は、自ら事件現場であるガソリンスタンドでの検証を実施
さらに、事件の1分後にご依頼者様が現場から6.4キロ離れたインターチェンジを利用されていた事実をつきとめ、2度にわたって現場を走行して独自に実証検証を行い、移動が不可能であることを立証しました。

そして、関係当局に対し、上記時間のズレについての検証不足と、実証検証に基づくご依頼者様のアリバイを提示し、再度の検証を強く求めました。
その結果、公判期日当日、検察官が「完全にこちらの間違いです。」の言と共に、勾留取消請求、公判期日取消請求を行い、ご依頼者様は直ちに留置場から釈放されました。

これにより、現段階でもご依頼者様は犯罪とは無関係であることが解明されたこととなり、ご依頼者様は直ちに留置場から釈放されました。

今回の記者会見では、こうした警察のずさんな捜査と、検察の確認不足により、85日にもわたり勾留を強いられたご依頼者様の名誉回復を図るべく、事件の概要と、関係当局の手続きの問題点をご説明し、報道各社の方からの質問にお答えしました。

今後は、ご依頼者様の名誉を回復するためにも公判で経緯を明らかにし、検察側は無罪論告すべきと言えるでしょう。

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