遺産の全体像が分からない
未成年の子を含む3名での相続。遺産の整理から特別代理人の選任まで支援した事例
相談者
妻
亡くなった方
夫
相続人
配偶者1名
子ども2名
主な遺産
その他
遺産総額
1億円~3億円
納税申告額
100万円以下
依頼者分
納税なし
解決事例まとめ
配偶者と未成年の子2名による約1億円~3億円の遺産相続を支援しました。遺産の全体像の把握から、未成年者がいる場合の法的手続きまでトータルでサポートした事例です。
経緯とお悩み内容
40代の妻である高橋様(仮名)より、急逝された旦那様の相続税申告についてご相談をいただきました。相続人は高橋様と、まだ学生である未成年の大切なお子様2名の計3名という構成です。旦那様は働き盛りでいらしたこともあり、資産状況が完全には整理されておらず、複数の金融口座や不動産、その他の動産など遺産の全体像が不明確な状態からのスタートでした。
高橋様が最も不安に感じられていたのは、相続人に未成年が含まれる場合の手続きの複雑さでした。法律上、未成年の子とその親が同時に相続人となる場合、利益相反を避けるために「特別代理人」を家庭裁判所に選任してもらう必要があります。高橋様は、悲しみの中でこうした専門的な法務手続きや、膨大な遺産の調査を自分一人で進めることに限界を感じられ、申告期限まで残り6ヶ月というタイミングで当事務所へお越しいただきました。
税理士活動の結果
ご依頼後、まずは不明確だった遺産の調査を徹底して行い、預貯金や不動産、その他の資産を網羅した正確な財産目録を作成しました。その上で、懸案事項であった特別代理人の選任手続きについても、提携する専門家と連携しながら迅速にサポートいたしました。これにより、法的に有効な遺産分割協議をスムーズに進める体制を整えました。
結果として、配偶者の税額軽減特例を最大限かつ適切に活用することで、全体の納税額は約100万円以下に収まり、高橋様ご本人の納税額はなし(ゼロ)という形で期限内に申告を完了しました。高橋様からは「何から手をつければいいか分からず途方に暮れていましたが、子供たちの将来まで考えた手続きを代行してもらえて本当に助かりました」とのお言葉をいただきました。複雑な家庭状況においても、専門的な知識で手続きを整理することで、ご家族が前を向くための手助けができた事例です。
※個人情報保護の観点から遺産総額は概算