
アトム法律グループ(所在地:東京都千代田区、代表:岡野武志)は、所属弁護士および事務員の健康維持と持続可能なキャリア形成を支援するため、2025年12月より全国の各拠点において「22時完全消灯」の運用を開始いたしました。
※24時間体制で稼働する永田町オフィスの相談予約営業部を除く
業務終了の「区切り」を明確に設定した結果、限られた時間内で業務を完遂するための創意工夫が現場レベルで加速しており、組織全体としてメリハリのある働き方が定着しつつあります。
制度導入の背景
当グループでは、設立当初より注力している刑事事件に加え、交通事故・相続税の分野でサービスを提供しています。
これらの分野、とりわけ刑事事件における早期の身柄解放活動などは一刻を争う業務の性質上、業界全体として長時間に及ぶ業務が常態化しやすい構造的な課題があります。
しかし、疲労の蓄積は健康面のみならず、長期的には個人のパフォーマンスや意欲を低下させます。当事務所では、「プロフェッショナルとして長く活躍し続けるためには、組織が主導して休息の時間を確保する必要がある」と考え、新たな運用ルールとして「22時完全消灯」を導入しました。
タイムスケジュールの運用
全国の各拠点において、以下のスケジュールを基本指針として業務を行います。
【夜間の基本タイムスケジュール】
・19:30:法律相談の最終受付
・20:00:最終相談枠の開始
・21:00:相談終了
・21:30:業務整理・消灯準備
・22:00:完全消灯・退所
※接見や準抗告の対応など特別な事情がある場合に限り、弁護士の裁量により22時以降の点灯および業務が可能
制度導入と現場の変化:「高密度な弁護活動」の追求
当事務所は、時間単位で報酬が発生する「タイムチャージ制」ではなく、成果重視の報酬体系を採用しています。そのため、業務の「長さ」ではなく「密度」を高めることが、ご依頼者様の最良の結果に直結します。
本制度は、刑事弁護における熱意を、長時間稼働ではなく「徹底した業務効率化」へと転換し、限られた時間で最大限のパフォーマンスを発揮するための制度です。
① 現場レベルでの創意工夫と業務プロセスの進化
「限られた時間で成果を出す」という意識が個人レベルで高まり、それぞれの業務特性に合わせた工夫が自然発生的に生まれています。
- 現場判断でのAI・ツール活用
会議の議事録作成など、個々の判断でAIツールなどを活用するケースが増えています。手作業の時間を圧縮し、浮いたリソースを刑事事件の接見や依頼者対応などのコア業務に充てることで、弁護活動の質を落とすことなく業務時間を短縮しています。 - 自律的なタイムゾーニング(時間の使い分け)
ある弁護士は、「起案(思考)」と「電話(対話)」の時間を意識的に分ける工夫を行っています。交通事故の損害賠償計算など深い思考を要する業務を思考タイムに行うなど、個々人が夜間の残業に頼らない高効率なワークフローを構築しています。
② 自律的な働き方と組織文化の醸成
制度導入以前より、「相談担当日以外は18時台に退所し、家族と夕食をとる」というライフスタイルを確立している弁護士も在籍しています。
今回の制度は、こうした個人の価値観やメリハリのある働き方を「個人の資質」で終わらせず、組織として推奨・後押しするものです。これにより、誰もが気兼ねなく生産性を追求できる文化が醸成されています。
顧客サービスの維持:「24時間受付・即応体制」を継続
本制度を導入した後も、アトム法律事務所の特徴である「24時間365日の相談受付」や、私選弁護人としての「迅速な初動」が変わることはありません。
- 24時間体制の専属スタッフによる受付
ご依頼者様からの緊急連絡や新規のお問い合わせは、専属スタッフが24時間体制で受付を行います。 - 万全の状態での弁護活動
弁護士がしっかりと休息をとり、万全の状態で稼働できる体制を整えることで、一刻を争う刑事事件におけるパフォーマンスを最大化させます。
今後の展望
アトム法律グループは、弁護士・事務員が心身ともに健やかに、そして長く活躍できる環境づくりこそが、組織の成長に不可欠だと考えています。
激務のイメージが強い法曹界において、「高収入」と「ワークライフバランス」の両立が可能であることを証明し、今後も意欲ある優秀な人材に選ばれ続ける法律事務所を目指して、所員のための環境整備を推進してまいります。