
アトム法律グループ(所在地:東京都千代田区、代表弁護士:岡野武志)は、このたび、公益社団法人 日本精神保健福祉士協会の理念に賛同し、賛助会費という形で寄付を行いました。医療・福祉分野の専門職団体が行う研修・調査・情報発信等の事業継続を、資金面から支援します。
背景:弁護活動で見えた、心理社会的サポートの重要性
アトム法律グループは、刑事事件・交通事故を中心に全国で弁護活動を展開し、リーガルサービスを提供しています。これらの分野では、ご依頼者が法的な問題だけでなく、メンタルヘルスや生活の不安定さといった課題を同時に抱えるケースが少なくありません。
精神保健福祉士は、医療機関や地域の現場で当事者・家族に寄り添い、支援制度の活用や社会復帰に向けた調整を担う専門職です。法的課題の解決には、心理社会的な支援と法的支援の連携が欠かせません。当グループは、その重要性を踏まえ、専門職団体である公益社団法人 日本精神保健福祉士協会の活動基盤を資金面から支えることを決定しました。
今回の支援は、賛助会費による継続的な拠出を想定しており、同協会が実施する事業や組織運営の充実に使用されます。
公益社団法人 日本精神保健福祉士協会について
公益社団法人 日本精神保健福祉士協会は、精神保健福祉士を正会員とする全国組織で、資質向上や普及啓発、調査研究、災害時支援、国内外の関連団体との連携などを通じて、国民の精神保健福祉の増進に寄与することを目的としています。
1964年に日本精神医学ソーシャル・ワーカー協会として発足し、1999年に現名称へ改称、2013年に公益社団法人へ移行しました。協会は生涯研修制度を整備し、研修センターを運営するなど、現場実践に直結する学びの機会を継続的に提供しています。
今後の展望:安心できる社会づくりへの貢献
アトム法律グループは、社会的に重要な役割を担う団体を資金面から後押しすることを、リーガルサービスを提供する組織の社会的責任の一つと捉えています。
今後も、社会課題の解決に取り組む各種団体の活動が持続的に展開できるよう支援を続け、法的サービスの提供にとどまらず、安心して暮らせる社会づくりに貢献していきます。