事務職員 長嶋伸夫
とにかく仕事が面白い。
異業種からリーガルサービスのプロへ。
事務職員
VOICE 02
大学卒業後、地元の金融機関で勤務した後、法曹を目指して法科大学院に進学しました。残念ながら目標を達成できませんでしたが、法律に携わる仕事に就きたいと思い、アトム法律事務所に就職しました。
入所後配属されたのは、本社部門。受任案件や依頼者から預かるお金の管理を中心に、広報、労務等を扱うバックヤード部門です。OJT、Off-JTで学んだ後、ホームページの立ち上げやマスコミ対応など幅広い業務に携わる機会を得てきました。現在は、日々の事件管理・決済業務に加え、採用・教育・制度制定等を中心としたHRに従事しています。ここ数年で支部・スタッフの数も増え、扱う事件の幅も拡がりました。それに伴い、任される仕事や決裁の幅も拡がっています。成長途中の若い組織だからこそ、経営の根幹に携わる機会とやりがいがある環境です。
昨今、法律事務所を取り巻く環境は大きく変化し、競争は厳しくなっています。このような環境の中で事務所が成長するためには、組織の基盤固めは不可欠です。私が目指しているのは正にその土台作り。そのために不足する知見を補うべく、業務の傍ら夜間大学院に通い経営学を学びました。
授業の日は定時と同時に事務所を飛び出す生活でしたが、これも周りの理解やサポートがあってこそ。卒業後は、大学院の経験をもとに、就業規則や諸規則の整備・改訂などの実務に反映させるべく、業務に取組んでいます。
アトムでは、代表自身がWEBや経営の勉強を続けているので、スタッフの向学への理解があり、法人としてのサポートも行っています。自分の挑戦を、組織や周りが応援してくれる。このような環境は、私自身のモチベーションアップにもつながっています。
法律事務所において、何より大切なのは「人」だと思います。依頼者の人生に関わる業務だからこそ、現場の弁護士やパラリーガル、「人」のために何ができるかを常に意識しています。
管理部門である本社は「守り」の部門。業務を行う上で、業界ならではの様々な規制や、譲れないモラルもあります。しかし、「だからできない」のではなく「どうしたらできるか」を考え遂行できることも、この仕事の醍醐味です。アトムには、提案や意見に耳を傾けてくれる環境があります。現場とのコミュニケーションを密にし、自身のアンテナを張り、考えた提案が通った時には大きな喜びがあります。縁の下の力持ちとしての役割が、スタッフの働きやすさにつながり、最終的に弁護活動を介して依頼者に還元できたら。そんな思いで仕事に取組んでいます。