社内不正の事件データベース

地銀で偽造書類251億円不正融資事件

2020.08.01

事件の概要

関西みらい銀行の行員が、2005~2019年の間、特定の住宅販売会社に対し約251億円の不正融資を行っていた。行員は、販売会社による売買契約書の二重作成やローン利用者の収入証明書などの偽造を黙認。融資実績を増やす目的があった。利用者の相談で発覚し、行員は懲戒解雇処分を受けた。

会社名

関西みらい銀行

問題発覚の経緯

住宅ローン利用者から全国銀行協会へ相談→発覚

被害の内容

不正融資による損失
銀行の信用が低下

被害額

251億円超

処分や後日談

懲戒解雇

関連する法律やルール

刑法159条1項「私文書偽造罪」刑法246条「詐欺罪」