社内不正の事件データベース

日野自動車排出ガスデータ改ざん事件

2018.11.01

事件の概要

日野自動車の社員が、2016年以降、納期・数値目標達成のためトラックなどのエンジン排出ガスなどのデータを改ざんし、不正なデータを国に提出した。約11万台超のエンジンが不正な数値だった。アメリカに輸出する際のチェックで発覚。リコール(回収・無償修理)に伴う費用が400億円発生した。

会社名

日野自動車

問題発覚の経緯

輸出車が米国の法規に対応できていないと社員から指摘→社内調査→データ改ざん発覚

被害の内容

不正車両のリコール費用などで約400億円の損失

被害額

約400億円

処分や後日談

従業員への処分なし

関連する法律やルール

不正競争防止法21条