事件の概要
三菱UFJ証券の社員が、2009年1月、借金返済目的で顧客情報約148万人分を不正に取得し、約5万人分を売却した。顧客情報は98社に転売され、顧客からの問合せで発覚。会社の損失は合計約70億円。社員は懲戒解雇となり、不正アクセス禁止法違反と窃盗罪で懲役2年の実刑判決を受けた。
会社名
三菱UFJフィナンシャル・グループ「三菱UFJ証券」
問題発覚の経緯
顧客からの問合せが相次ぐ→社内調査→発覚
被害の内容
顧客対応や投資家の発注減少で計70億円の損失
被害額
推定70億3500万円
処分や後日談
懲戒解雇、懲役2年の実刑判決
関連する法律やルール
不正アクセス禁止法、窃盗